全国の人気温泉地から最新の情報をお届けします。
温泉旅やワーケーション、温泉地の地域活性ビジネスをご参考にどうぞ。
今週は…
・別府八湯で調査された"温泉に毎日入るとうつになりにくい"結果が発表
・母畑温泉で温泉を利用した海ぶどうの養殖に成功
・東山温泉に新たな聖地巡礼の動き
といった気になるニュースがいくつもありました。
海ぶどうは、Amazonには"寒さに弱いため4月末日まで北海道、東北、北陸地方の発送を中止しております"というページもあるくらいです。
- 群馬|草津温泉
- 愛媛|道後温泉大分|別府八湯(別府温泉郷)
- 大分|別府八湯(別府温泉郷)
- 北海道|登別温泉
- 静岡|熱海温泉
- 栃木|鬼怒川温泉
- 和歌山|白浜温泉
- 石川|山中温泉・山代温泉
- 岩手|花巻温泉郷
- 富山|宇奈月温泉
- 栃木|湯西川温泉
- 静岡|伊東温泉
- 福島|東山温泉
- 福島|母畑温泉
- 山形|あつみ温泉
- 北海道|支笏湖温泉
群馬|草津温泉
温泉100選 | 1位 | じゃらん | 2位 |
温泉街にかまくらが設置
「上毛新聞」の記事です。
草津以外にも今回は多くの「かまくら」が全国の温泉地に設置されていますね。
この後もニュースが続きます。
草津のかまくらは高さ約60センチ、直径約1.2メートルで20個設置されています。
2023年2月28日(火)まで設置される予定です。
愛媛|道後温泉
大分|別府八湯(別府温泉郷)
温泉100選 | 3位 | じゃらん | 4位 |
温泉100選 | 4位 | じゃらん | 5位 |
道後と別府が2025年までの観光交流年協定を締結
「毎日新聞」の記事です。
最近あまり温泉地同士の提携、協定を見ることがない気もします。
かつては日本三大美人の湯である川中温泉(群馬)、湯の川温泉(島根)、龍神温泉(和歌山)で「美人の湯サミット」という連携がありました。
今回の提携は期間も決まっていて、狙いも明確でわかりやすいですね。
狙いは2025年4月13日(日) ~10月13日(金)に開催される「大阪・関西万博」からの集客。
協定の期間も2025年末までです。
海外からのお客様が大阪から訪れるロケーション的にも親和性が高そうです。
両自治体の連携が進みいい準備ができること、2025年には「アフターコロナ」とさえ言われない状況になっていることを祈念しています。
大分|別府八湯(別府温泉郷)
温泉100選 | 4位 | じゃらん | 5位 |
毎日の入浴習慣が"うつになりにくい"調査結果が発表
「朝日新聞デジタル」からのニュースです。
温泉大国の日本にとって、観光立国を目指すにとっても、とても楽しみな情報ですね。
"維持"を求められ、地元の方が利便性に困ることも起きる可能性のある世界遺産登録よりも個人的にはこちら押しですね。
研究論文は国際学術誌にすでに発表されており、海外の反響がとても楽しみです。
"毎日"という点は気になりますが、移住者が増えるかもしれませんしね。
北海道|登別温泉
温泉100選 | 5位 | じゃらん | ○位 |
温泉を利用した化粧品が商品化
「北海道新聞」の記事です。
外堀別の源泉を使った化粧品が商品化されたという内容です。
ちょうど「美肌・美人の湯動画」をYouTubeに投稿したばかりだったので、気になります。
泉質、開発コスト、販売ルート、販売店舗・ECショップの準備など、どこでもできることではありませんが、温泉の強みを生かしてのビジネスとしてぜひ成長していただきたいですね。
よろしかったら動画もご覧ください。
静岡|熱海温泉
温泉100選 | 17位 | じゃらん | 3位 |
温泉むすめ連携プロジェクトスタートへ
「読売新聞オンライン」からのニュースです。
富士急行が熱海で仕掛ける温泉むすめ連携プロジェクトです。
同社は関連する施設の収益を上げるという明確な目的があり、ほぼ同じ展開が別キャラクターでも行われています(関連記事:ピングー×熱海コラボ、クルーズ船とケーブルカーを「ピングー号」として特別運転)。
今回はご当地感のある温泉むすめ・初夏であること、他の温泉地での連携よりも規模が大きめなこともあり、情報も拡散されて集客につながりそうです。
プロジェクトは2023年2月11日(土)から始まります。
終了予定はそれぞれの施設により異なりますので、ソース記事や公式サイト、SNSでご確認ください。
栃木|鬼怒川温泉
温泉100選 | 24位 | じゃらん | 16位 |
温泉街で「雛飾り」イベント開催中
「朝日新聞デジタル」の記事です。
2023年2月1日から鬼怒川温泉街で温泉旅館の女将による手作りの雛が飾られています。
かつて鬼怒川が「絹川」と呼ばれたことなどにちなみ、絹の布地を使い女将や宿泊施設の従業員らが、ひと針ひと針、手縫いして仕上げた。
ー出典:「朝日新聞デジタル」記事
素晴らしいですね。
見た目だけでなく、その過程も知ったら温泉宿、女将への思いも募りそうです。
もっと情報発信すべきですね。
Googleで「きぬ姫飾り」で動画検索してみましたが、あまり情報がヒットしませんでした。
本イベントは2023年3月31日(金)まで開催の予定です。
※温泉100選は鬼怒川・川治温泉として選出。
和歌山|白浜温泉
温泉100選 | 25位 | じゃらん | 36位 |
特別列車が運行予定
「鉄道チャンネル」からの情報です。
白浜のアドベンチャーワールドにいるパンダをイメージしての特別列車が運行予定です。
パンダをイメージし、アドベンチャーワールドに訪れるというだけでなく、2023年3月18日から新たに使用される大阪駅うめきたエリア地下ホームに初めて停車する特別列車であるという意味もあるそうです。
パンダを楽しみにする層と、撮り鉄他電車ファン層とは異なりそうですし、面白いですね。
ツアー詳細ページはこちらです。
ツアーは2023年3月25日(土)からの1泊2日の工程です。
全国旅行支援対象商品です。
石川|山中温泉・山代温泉
温泉100選 | 32位 | じゃらん | 19位 |
温泉100選 | 40位 | じゃらん | 19位 |
加賀温泉郷マラソン開催概要発表
「FNNプライムオンライン」の情報です。
2023年4月に開催予定のマラソンイベントの概要が発表になりました。
マラソンで疲れた身体に温泉はとても気持ちよく感じられそうです。
走った後にゆっくりと温泉街で身体を休めるには翌月曜を休まないといけませんね笑
開催は2023年4月16日(日)予定、申込みは2023年2月14日(火)までです。
岩手|花巻温泉郷
温泉100選 | 44位 | じゃらん | 44位 |
温泉郷で雛祭りイベント開催中
「岩手日日新聞」の記事です。
花巻温泉郷で「雛」にまつわる様々なイベントが開催されています。
ソース記事では花巻温泉で開催予定のイベント情報のみが掲載されていて、他の温泉地でのイベントは以下の花巻観光協会公式サイトでご確認いただけます。
マップで温泉地の位置はわかるのですが、開催イベントの情報にはリンクしていないので、私には分かりづらく感じました…
宿泊する温泉、温泉宿が決まっている方はその場所を拠点として調べるので、それほど分かりづらく感じることはないかもしれません。
イベントは2023年3月5日(日)までの予定です。
富山|宇奈月温泉
温泉100選 | 49位 | じゃらん | 49位 |
100周年ということで複数の情報が発信されています。
共通ロゴマークを選定
「中日新聞」の記事です。
100周年を期に共通のロゴマークが決まりました。
採用されたロゴは宇奈月の月、山、川を線で表し、温泉を示す「ゆ」の字を組み合わせている。
「宇奈月温泉」の文字も「温」の字の「日」をハート形にして宇奈月愛を、「皿」の字には立ち上る湯煙を表現した。
ー出典:「中日新聞」記事
ロゴマークがサムネでは見づらいので画像を貼ろうと思い、ロゴを制定した「宇奈月温泉開湯百周年実行委員会」で検索したのですが公式サイトは見つかりませんでした。
宇奈月温泉旅館共同組合の公式サイトでは以下のロゴが使われています。
左が公式サイトのヘッダに、右がフッターにあります。
© Unazuki Onsen
記念式典が行われるのも6月中旬なので、まだ準備中なのかもしれません。
式典の開催まで結構時間が空くものなんですね。
100周年記念列車が運行
「北日本新聞」の記事です。
100周年を記念した記念列車が2023年2月1日(水)から運行を開始しています。
記念列車「写真ギャラリー号」では車内で昭和初期の黒部鉄道宇奈月駅の写真などを見ることができます。
当時の写真も、外の美しい景色も目移りしそうですね
そして記念列車の先頭車両には温泉ロゴマークも設置されています。
ソース記事の画像では上記の旅館共同組合のロゴ(画像の右のロゴ)に100周年のテキストが入ったデザインになっています…
記念列車は2023年2月26日(日)まで運行の予定です。
100周年記念の1日フリーきっぷ発売へ
「鉄道コム」からの情報です。
温泉開湯100周年を記念して、温泉地周辺だけでなく、富山地方鉄道の地鉄電車、市内電車の全線が1日乗降できるチケットが発売になります。
発売予定は2023年2月13日(月)です。
冬季券、夏季券が限定で発売されますので、気になる方はお早めにどうぞ。
栃木|湯西川温泉
温泉100選 | 57位 | じゃらん | ー |
温泉街に800個以上のかまくらが設置
「きたかんナビ」の情報です。
湯西川温泉街にも2ヶ所の会場にかまくらが設置されるイベントが開催されています。
沢口河川敷に高さ約40センチで約600個、平家の里に高さ約3メートルで3個とミニかまくらが約250個です。
2023年2月26日(日)まで設置予定です。
静岡|伊東温泉
温泉100選 | 58位 | じゃらん | 47位 |
春の風物詩が開催へ
「サンケイスポーツ新聞」の情報です。
観光名所の一つである大室山を野焼き(?)する年に一度のイベントが開催予定です。
不思議な形の山が燃え上がる風景はとても映えそうですね。
なんと700年の歴史あるイベントだそうです。
翌々週にも有名なイベントが開催されますし、寒い時期に熱い伊東ですね。
「大室山山焼き大会」は2023年2月12日(日)に、「全日本まくら投げ大会」は2023年2月25日(土)・26日(日)に開催予定です。
みかん狩りスタート
「静岡新聞」の記事です。
2023年2月1日(水)からみかん狩りが始まっています。
食べる楽しみとともに、みかん狩りは実っている段階も見ることができ、お子さんにも喜ばれそうですね。
2023年6月末まで行われる予定です。
※じゃらんでは伊東温泉・宇佐美温泉としてランクイン。
福島|東山温泉
温泉100選 | 74位 | じゃらん | ー |
国登録有形文化財の旅館が舞台のコミック作品で聖地巡礼の動き
「福島民報」の記事です。
『花唄メモワール』という新たにスタートした作品は舞台が東山温泉の有名旅館「向龍」です。
まだ作品は始まったばかりですが、ファンの聖地巡礼の動きがあるそうです。
温泉の顕在ファン以外にも魅力が伝わりそうであり素晴らしいですね。
作品の情報をもうちょっと紹介しようと調べたのですが、出版社の公式サイトには情報がありませんでした…
せっかく地元紙にも取り上げられたのに勿体ないですね。
この動きが広がるよう楽しみにしています。
コミック原作者である一ノ瀬けいさんのTwitterアカウントはこちらです。
私は逆の動きでしたが「聖地巡礼×温泉地動画」を作る時に情報収集していて目にとまってから『小林さんちのメイドラゴン』にハマりました。
アニメではなくコミックには、聖地巡礼先となった城崎温泉は登場しませんでしたが笑
福島|母畑温泉
温泉100選 | 85位 | じゃらん | ー |
温泉熱を利用した海ぶどうの養殖が成功。特産品化へ
「福島民友新聞」のニュースです。
温泉水の熱を利用して沖縄でおなじみの「海ぶどう」の養殖に成功しました。
成功した企業はプロが選ぶホテル・旅館100選2023で2位の他、人気の「八幡屋」(じゃらんページ)の関連会社です。
内陸で温泉を入浴以外に活用するプロジェクトとして、温泉地ビジネスの参考になりそうです。
石川町の名物、八幡屋の名物にするのはもちろん、他エリアへの導入提案など、夢が広がりますね。
山形|あつみ温泉
温泉100選 | 92位 | じゃらん | ー |
冬のご当地グルメを楽しむキャンペーンスタート
「FNNプライムオンライン」の記事です。
約20年続く、温泉街のご当地グルメ「温海旬御膳」を楽しむキャンペーンが始まりました。
宿それぞれで異なる海の幸が楽しめるようです。
サムネを見ると「温海かぶ」らしきお漬物もありますね。
温泉名でもある食材なので動画でも取り上げました(【温泉ランキング】にっぽんの温泉100選2022【東北編】 - YouTube)。
ご当地感を満喫できそうです。
メニュー名は「温海」という漢字でいいと思いますが、温泉地名は観光協会も「あつみ」としていますし、地元メディアなら平仮名表記にしたいところですよね。
メディアのルールがあるかもしれませんが。
料金は宿によって異なりますが、3,500円で入浴もできる施設もあるそうです。
魅力的ですね。
本メニューは事前予約が必要で、2023年2月28日(火)までの予定です。
北海道|支笏湖温泉
温泉100選 | 95位 | じゃらん | ー |
冬の風物詩イベントがスタート
「サツッター」からの情報です。
2023年1月下旬から、支笏湖の冬の風物詩イベント「千歳・支笏湖氷濤まつり」が開催されています。
この時期の氷の世界は現地に行きたくなりますね。
こちらは氷濤まつりで、「濤」は波の意味だそうです。
上川町の層雲峡温泉は「氷爆」です。
どちらも凄さを感じさせられます。
イベントは2023年2月23日(木)まで開催の予定です。