全国の人気温泉地から最新の情報をお届けします。
温泉旅やワーケーション、温泉地の地域活性ビジネスをご参考にどうぞ。
今回は
・別府の職安が大学と就職支援協定を締結
・加賀温泉郷で送迎バスの空き時間に乗合バス利用を実証運行
・下田温泉の旅館で櫛を紙製に交換
といった記事が気になりました。
- 大分|別府八湯
- 兵庫|城崎温泉和歌山|白浜温泉
- 静岡|熱海温泉
- 岐阜|奥飛騨温泉郷
- 群馬|伊香保温泉
- 栃木|鬼怒川温泉
- 佐賀|嬉野温泉
- 石川|加賀温泉郷
- 北海道|ウトロ温泉
- 北海道|川湯温泉
- 静岡|下田温泉
- その他
大分|別府八湯
温泉ランキング | |||
温泉100選 | 4位 | じゃらん | 7位 |
別府の職安が別府の大学と就職支援協定を締結
「労働新聞」の記事です。
別府はこのような取り組みまで行われており、さすがおんせん県でありさすが別府という感じでしょうか。
観光・入浴・宿泊施設はもとより、温泉を学ぶ施設、ホリエモンプロデュースのイベントなどを見ていると、もっとランキングで全国1位になってもおかしくなさそうです。
BIGLOBEの「第15回 みんなで選ぶ 温泉大賞®」では西日本1位ですが全国ではありませんしね。
今すぐに結果が出ないにせよ、温泉地には持続性も求められますし、地方都市として移住者の獲得も狙うことも考える必要があります。
数年後にさらなる人気上昇もありえるかもしれません。
ホリエモンのイベントのように若い層の注目を集め、人が短期で集まるところから長期化させる仕組みができれば、もっと税収のアップも見込めそうですね。
人気ゲーム内に別府の街が再現
「読売新聞」の記事です。
人気オンラインゲーム「フォートナイト」内に温泉街を再現することが増えています。
若い層へのアピールには親和性が高いのでしょうね。
一時期盛り上がりもあったメタバース内に、(ユーザがいない中で)先行して温泉街を再現したところは、ネガティブなイメージが固まる前に撤退もありかもしれません。
そもそもアクセスされていないのでイメージは悪くならないかもしれませんが…
兵庫|城崎温泉
和歌山|白浜温泉
温泉ランキング | ||||
城崎 | 100選 | 9位 | じゃらん | 11位 |
白浜 | 26位 | 40位 |
サイコロで行き先が決まる旅企画の行き先が決定
「レイルラボ」の記事です。
JR西日本の旅行企画、観光列車はとてもワクワクさせられますね。
昨年も記事を取り上げたサイコロきっぷが今年も発売が始まっています。
2024年夏の行き先は城崎温泉駅、宮島口駅、白浜駅、博多駅です。
湯き先は城崎温泉、宮浜温泉、白浜温泉、博多温泉他といったところでしょうか。
お得で人気企画なので気になった方はお早めにどうぞ。
・エントリー期間 2024年5月23日(木)~6月30日(日)
・利用期間 2024年5月24日(金)~7月11日(木)まで ※連続する2日間
静岡|熱海温泉
温泉ランキング | |||
温泉100選 | 13位 | じゃらん | 8位 |
ビーチ前の遊歩道でライトアップ他、イベント開始予定
「熱海経済新聞」の記事です。
熱海のビーチまで足を伸ばすとビーチ手前に広がる遊歩道があり、そこに植えられたジャカランダは夏を告げる花のようです。
毎日のように目にしながらあまり意識することはなかったのですが開花すると雰囲気も違いそうですね。
ソース記事でジャガランダを整備したのは大塚商会の名誉会長(というより創業者と書いた方が伝わるような気もしますが)だった方のものと初めて知りました。
さらに大塚実さんの情報をウィキペディアで調べて熱海梅園の整備もされていたことも知りました。
ご興味がある方はぜひご覧ください。
イベント開催期間中は周辺でもイベントが開催されています。
そしてここ最近、周辺では遅い時間(AM1:00など)までお酒を飲めるお店も増えてきました。
お出かけの方はぜひ事前に情報をチェックして、熱海旅行を満喫ください。
イベントは2024年6月1日(土)から6月16日(日)まで開催の予定です。
岐阜|奥飛騨温泉郷
温泉ランキング | |||
温泉100選 | 15位 | じゃらん | 16位 |
温泉ソムリエと巡るハイキングツアーがスタート
「岐阜新聞」の記事です。
山岳ガイド兼温泉ソムリエの方と一緒にハイキングや温泉郷のウォーキングツアーがスタートしたという内容です。
トレッキング、ハイキング、ウォーキングとレベルが異なる方も参加できそうですし、気軽に温泉郷のウォーキングツアーもこの時期気持ちよさそうですね。
場所柄、トレッキング目的の方も多いかと思いますが、最終的にはどのようなツアーの申し込み状況になるんでしょうか。
継続してツアーを運用することでユーザがどのように選ばれていくかわかるでしょうし、楽しんでリピーターが生まれるような温泉郷ウォーキングコースになるといいですね。
ツアーは5月下旬から始まっており、2024年7月7日(日)まで開催予定です。
群馬|伊香保温泉
温泉ランキング | |||
温泉100選 | 16位 | じゃらん | 23位 |
河鹿橋のライトアップイベントがスタート
「上毛新聞」の記事です。
温泉街にも近い観光スポットでライトアップイベントが始まっています。
今回は新緑シーズンを狙ってのものですが、年を通じてライトアップイベントを行うことで宿泊客へのサービスはもちろん、日帰り客の引き止めにもよいのかもしれませんね。
宿泊客を重視して鉄道駅を引き込まなかったという説がある草津温泉。
2023年度の観光客数は過去最多になりました。
宿泊客が多くない(とはいえ少なくもない)と言われる、東京から近い熱海温泉。
日帰り客が目立つと言われています。
前述のように熱海はいろいろなライトアップイベントを行っています。
ただし年を通じて行われる海上花火大会ほどの認知が高いわけではありません。
年を通じてライトアップイベントをアピールすることで宿泊客をもう少し狙えるかもしれませんね。
河鹿橋のライトアップは2024年6月16日(日)まで行われる予定です。
栃木|鬼怒川温泉
温泉ランキング | |||
温泉100選 | 23位 | じゃらん | 13位 |
鬼怒川温泉駅前で地酒の飲み比べイベント開催中
「下野新聞」の記事です。
かつては「お得に地酒を飲める」というコピーでのイベント開催だったのでしょうが、アルコール離れが進む中、今度どのようなイベントが受け入れられるのでしょうか。
先日熱海でもビール祭りが開催されていましたが、ポスターにはビールの内容がほんの少ししか掲載されておらず、もしかするとそれも今後のスタイルなのかもしれません。
鬼怒川温泉駅の駅前で開始されているイベントは2024年6月30日(日)まで開催予定です。
佐賀|嬉野温泉
温泉ランキング | |||
温泉100選 | 25位 | じゃらん | 22位 |
JR東・ペンギンキャラのイラストレーターの美術館が温泉旅館内にオープン
「MdN」の記事です。
東日本在住の方には(?)認知度がとても高いと思われるペンギンのキャラクターを作ったイラストレーター・さかざきちはるさんの美術館が温泉街にオープンしました。
場所はさまざまな取組を行っている人気宿・和多屋別荘の中になります。
今回のようなアート関連のみならず銀行との取り組みなど、さまざまな仕掛けが行われていますね。
観光だけではない取り組みの積極性は全国でも上位だと思われます。
美術館オープンを記念して、企画展(2024年5月18日(土)~7月31日(水)予定)が開催されています。
嬉野温泉へお出かけの方はぜひ足を運んでみましょう。
温泉ペンギンかわいいですね。
温泉手ぬぐいがあったら欲しいです。
石川|加賀温泉郷
温泉ランキング | ||||
山中 | 100選 | 36位 | じゃらん | 17位 |
山代 | 41位 |
旅館の送迎バスを空き時間に乗り合いタクシーに活用する実証運行スタート
「北陸放送」の記事です。
どのような結果になるのか、加賀温泉郷ならではの課題が出るのか、とても期待しています。
加賀温泉郷は最寄りの駅からの距離があり旅館の送迎バスを使う方も多そうですが、時間はチェックイン・アウトの時間に集中しているでしょうし、あとは他の観光客のニーズと時間がマッチするか否かということでしょうか。
熱海も駅から距離がある、もしくは坂が急という宿も多いことからたくさんの送迎バス・クルマが走っています。
隣駅からなら距離がなくても熱海駅から送迎のケースも多いので運用台数・本数は日本でもトップクラスかもしれません。
ラッピングが目立つ「ニューアカオ」のマイクロバスから、「熱海・伊豆山 佳ら久」のメルセデス・ベンツのミニバンまで、毎日見ているような気もします(笑)。
加賀温泉郷ならではの課題が出るとしたらどういうものになるかわかりませんが、安全面、支払など一般的な課題はぜひ自治体も絡めて解決して欲しいですね。
北海道|ウトロ温泉
温泉ランキング | |||
温泉100選 | 60位 | じゃらん | - |
知床国立公園が世界遺産認定20周年で各種事業を実施へ
「トラベルボイス」の記事です。
知床国立公園は世界遺産登録20周年(2005年登録)であり、国立公園指定60周年(1964年指定)です。
環境志向が高まる中、自然を意識した事業には以前より注目が集まりそうです。
インバウンド客は日本人以上に意識が高いでしょうし、ターゲットを絞っての企画も北海道でもありますし実現できるのではないでしょうか。
ゴールドウイン社(ウトロ温泉のある斜里町と提携)はどのように関わっていくかも気になります。
キャンプブームが去り、アウトドア用品の売れ行きも鈍化し始めているようです。
ゴールドウインが扱うブランド「ノースフェイス」は本格的なアウトドアユーザのみならず、ライトユーザにも幅広く支持されています。
キャンプユースだけでなくタウンユースも多く、まだまだ関連アイテムは売れていくでしょうし、やはり記念限定アパレルを販売するのでしょうね。
ウトロ(温泉)を感じるような商品なら私も買いたいです(笑)。
北海道|川湯温泉
温泉ランキング | |||
温泉100選 | 70位 | じゃらん | - |
釧路駅から川湯温泉駅までの観光列車が運転予定
「鉄道コム」の記事です。
釧路から川湯温泉まで特別観光列車が運転予定という内容です。
ソース記事は必要最低限の運転予定日のみなので、Googleで検索してみました。
個人的にとてもあっさりしている感を受けました。
先日の温泉地ニュースまとめ記事(関連リンク)でも紹介した城崎温泉の内容と比較してしまうからなのですが、だいぶ違います。
鉄道会社の企画と旅行会社の企画による違いもあるかもしれませんが。
夏の川湯温泉旅行を計画されている方はご参考にどうぞ。
運転予定日は2024年7月6日(土)です。
静岡|下田温泉
温泉ランキング | |||
温泉100選 | 94位 | じゃらん | - |
脱プラスチックへ、櫛をすべて紙製に
「カーミー」の記事です。
全国の温泉宿の環境対策が進んでいますね。
城崎温泉のように温泉地単位で行うところもあれば、箱根、熱海では温泉宿単体での取り組みが行われているところもあります。
いつかそういった環境対策が進んでいる温泉宿だけを取り上げた記事を作成してみたい思いが湧いてきました。
蓮台寺温泉でおなじもの清流荘ではすでに靴べらも紙化しており、今後も拡大していくようです。
このコストアップになる分を前向きに受け入れる訪日客、価格アップについていけない日本人という構図にならないといいのですが…