温泉360°(オンセンサンロクマル)|温泉まとめ

日本の温泉地の観光からビジネス、ランキングなどさまざまな情報をまとめてお届けします。

温泉360°

道後、熱海、伊香保、川湯、人吉温泉ほか、温泉地ニュース(5/26週)


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全国の人気温泉地から最新の情報をお届けします。
温泉旅やワーケーション、温泉地の地域活性ビジネスをご参考にどうぞ。

今回は
群馬県内の温泉地の宿泊者数が発表
伊香保温泉でNFT発売予定
あわら市でクロスリアリティ観光バスが運行開始
といったニュースが気になりました。

群馬|草津温泉万座温泉・みなかみ18湯・四万温泉

温泉ランキング
草津 100選 1位 じゃらん 1位
伊香保 16位 23位
万座 19位 33位
みなかみ18湯 42位 -
四万 44位 42位

2024のGWの宿泊者数は昨年比16%増

www.nikkei.com

日経新聞」の記事です。

大型連休中の観光客数が発表になりました。
今年は昨年比ではアップしているものの、2019年比では落ちているという結果でした。

群馬は毎年発表しており、推移を確認できますし素晴らしいですね。
昨年のデータは昨年のニュースまとめ記事でご覧いただけます(関連ページ)。
ランキングに選ばれていない温泉地も含めて、県庁発表データを紹介します。

  宿泊客数 前年度比
草津 68,537 93.7%
伊香保 33,696 100.7%
水上温泉郷 45,783 143.9%
四万 10,597 95.0%
老神 5,195 102.6%
磯部 2,674 81.9%
やぶ塚 218 81.5%
猿ヶ京 4,734 96.3%
万座 10,234 95.3%

出典:群馬県庁報道発表(関連ページ)

報道発表ページにあるPDFではより詳細データをご確認いただけます。

草津は2023年度で過去最多のデータも残していますし、各温泉地とも今後に目を向けてインバウンド、若い層の取り込みを強化していく感じでしょうか。

それにしても水上温泉郷のデータが伸びがすごいですね。
個人的には温泉郷内の各温泉地のデータが知りたいところです。
水上温泉が伸びたのか、ランキングで評価の高い温泉宿が伸びたのか。
一軒宿の人気温泉地もありデータを開示するわけにもいかず、難しいでしょうけどね。

愛媛|道後温泉

温泉ランキング
温泉100選 3位 じゃらん 3位

道後温泉本館の入場券が新デザインに

www.asahi.com

朝日新聞デジタル」の記事です。

5年半ぶりの全館営業再開とあってか、入場券の新たなデザインの発表だけで朝日新聞が記事にしています。

7月11日の再開日までまだ1ヶ月ありますしこの後もニュースが届くと思われますが、思ったよりもイベントなど大きな企画が記事になっていない気がします。

リピーターでなければ再開前と比較できるわけでもなく、それほど盛り上がるわけでもないのでしょうか。
せっかくのタイミングですし、うまく収益アップにつながるといいですね。

静岡|熱海温泉

温泉ランキング
温泉100選 13位 じゃらん 8位

花火大会にあわせた特急が運転予定

www.tetsudo.com

「鉄道コム」の記事です。

1年を通じて花火大会が行われる熱海ですが、夏は開催回数が多くその規模も大きめです。
今年も夏の開催にあわせ特急の運転が発表になりました。

夏に限らず花火大会の後は熱海駅が大混雑します。
花火見物をご予定の方は特急や新幹線の予約、宿泊の予約をお早めにどうぞ。
駐車場ももちろん混雑し、日中最大料金が適用されないところが大半です。
1万円を超える駐車料金になったという話も聞きますのでお気をつけください。

運転予定日は2024年7月26日(金)、8月23日(金)です。

群馬|伊香保温泉

温泉ランキング
温泉100選 16位 じゃらん 23位

伊香保で特典を受けられるNFTが販売開始予定

the-owner.jp

「THE OWNER」の記事です。

NFT事業を行う企業と観光協会がコラボして温泉街で割引などを受けられるNFTの販売を開始予定という内容です。

観光や地域活性といった地方におけるNFTやデジタル通貨は、残念ながらまだ成功モデルを目にすることが多くはありません。
ソース記事でも、日本でのNFTの保有率は3%だそうです。

投資自体が最近、国を挙げてNISAを押すようになってようやく動き出したくらいであり、保有している3%のアーリーアダプターのノンアクティブ率も高そうです。

観光地で使えるデジタル通貨のルーラコインも最近はニュースを目にすることがほとんどなくなりました。

NFTは認知度も低くわかりやすいメリットが理解されたら、今後まだチャンスはある気がします。
そのためにも温泉地には若い層を取り込む努力が求められますね。

NFTの販売開始は2024年6月下旬予定です。

福井|あわら温泉

温泉ランキング
温泉100選 31位 じゃらん 46位

仮想世界を融合させる観光バスの運行がスタート

www.fukuishimbun.co.jp

福井新聞」の記事です。

北陸の人気温泉地であるあわら、加賀温泉郷は新幹線駅が開業になり大きな年になっています。
加賀温泉駅ではさまざまなイベントや今後の開発予定が記事になっています。
それに比べるとあまりニュースを目にしないような気がするのがあわら温泉駅。
開業前のトラブルはニュースになっていましたが…

開業後の目玉ともソース記事でコメントされているのがこのクロスリアリティの観光バスのようです。
どんな体験ができるのか気になります。
若い層の受けはよさそうなイメージもありますが、インバウンド客がどのように感じるのか、Googleのクチコミなどが楽しみです。

「WOW RIDE いこっさ! 福井号」は2024年6月1日(土)から運行を開始しています。

 

藤井聡太竜王竜王戦の勝負めしを公募

news.ntv.co.jp

福井放送」のニュースです。

2024年10月に開催予定の竜王戦にむけて地元の飲食店から勝負めしを募集するという内容です。

地元で古くからあるネタに限らずこういった今と組み合わせての企画は新たなご当地グルメ化につながるかもしれませんね。

かつて東京・代々木に住んでいて近くには将棋会館があり、棋士が勝負の時に注文していたお店もありました。
全国の温泉宿で開催されることも多い「〇〇戦」では勝負めしやスイーツに注目が集まることも多いのですが、すっかり棋士が自分の好みで選んでいるものと思っていました。

しっかりと好みや苦手なものの情報を収集しておかないと、あとでネガティブな印象が残ってしまうかもしれませんね…

竜王戦が開催予定の美松はふるさと納税の対象にもなっています。

北海道|川湯温泉

温泉ランキング
温泉100選 70位 じゃらん -

エコツーリズム大賞を受賞したツアーの申し込みスタート

www.travelvoice.jp

「トラベルボイス」の記事です。

環境対策、持続性などが求められる今、再生計画が進む川湯温泉とこのツアーのイメージはマッチします。
連携が進み、長くリピーターに喜ばれるような温泉街になっていくといいですね。

環境省エコツーリズム対象を受賞したこのツアーは、認定ガイドなしでは入ることができないエリアにも行くことが可能。
川湯温泉の象徴といえる硫黄山の噴気孔を見ることもできるそうです。

温泉情報YouTube、このBlogもやっている自分はとても気になります。
一般の方がどれくらい魅力を感じるかが気になりますが、なかなかできない体験は喜ばれるでしょうし、ぜひ情報発信強化、申込み先の拡大などを進めてもらいたいですね。

調べたところ、現在は以下のサイトで申し込みが可能です。

www.masyuko.or.jp

熊本|人吉温泉

温泉ランキング
温泉100選 94位 じゃらん -

引退したSLが秋から人吉駅前に展示へ

kumanichi.com

熊本日日新聞」の記事です。

2024年3月に引退したSLが今年の秋から人吉駅前に展示予定という内容です。
東京・新橋駅前のような展示ではなく、60mほど動くのだそうです。
通常の線路を走るSLには水上温泉を訪れた時も乗車したことがありますが、短い距離を展示用に走らせるケースもあるんですね。

他にどのようなケースがあるのか調べてみたところ、いろいろなケースがありました。
新橋は静態保存、人吉は動態展示、水上は動態保存と呼ばれているようです。

ja.wikipedia.org

人吉では、車体の分解や組み立てなどの見学ツアーも計画されていようですので、ぜひ完成までのさまざまなタイミングを温泉旅行とパッケージ化しましょう。

SL人吉の展示は2024年11月予定で、動態展示になるのは2025年のようです。

その他

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