全国の人気温泉地から最新の情報をお届けします。
温泉旅やワーケーション、温泉地の地域活性ビジネスをご参考にどうぞ。
今回は
・2023年度の観光客数が発表された熱海、函館
・バラ、あじさいを楽しむイベントが開催中の花巻、あつみ、下田
のニュースが気になりました。
- 愛媛|道後温泉
- 大分|別府八湯
- 北海道|登別温泉
- 神奈川|箱根十七湯・湯河原温泉
- 静岡|熱海温泉
- 山形|蔵王温泉
- 北海道|湯の川温泉
- 岩手|花巻温泉
- 山梨|河口湖温泉
- 山形|あつみ温泉
- 静岡|下田温泉
- その他
愛媛|道後温泉
温泉ランキング | |||
温泉100選 | 3位 | じゃらん | 3位 |
小学生による温泉の魅力発信企画がスタート
「愛媛新聞」の記事です。
全国で学生による地域活性、観光アピールの企画が増えています。
温泉総選挙®2023では高校生による取り組みが評価された伊東温泉が地方創生担当大臣賞を受賞するなど、形にもなってきています。
今後もさまざまな観光地、温泉地でこの流れが進むような気がします。
ご当地のアルコールが扱われることはなかなかないでしょうから、今後さらに厳しさを増すかもしれませんね。
大分|別府八湯
温泉ランキング | |||
温泉100選 | 4位 | じゃらん | 7位 |
新しい湯治体験のイベントがスタート
「大分合同新聞」の記事です。
温泉に関しての取り組みは日本でもトップクラスの温泉地ならではのイベントです。
鉄輪温泉を巡ったり、音楽療法セラピーが行われたり、そして飲食関連のイベントはとても充実しています。
アルコール関連もあるところが面白いですね。
2024年6月4日(火)からすでにスタートしており6月30日(日)まで開催予定です。
別府市の地域密着型企画展が北九州で開催
「朝日新聞デジタル」の記事です。
以前仕事でお付き合いがあり本社が北九州であることは知っていましたが、創業は別府だったことを今回初めて知りました。
地図の会社としてはおなじみですが、観光客向けガイドの付録だった地図が今のビジネスにつながっている話がとても面白いです。
そのつながりから当時の地図などを展示するイベントが開催されています。
現在の利便性を求める地図だけでなく当時の地図をコンテンツにするなど、ゼンリン社はいろいろな展開が今後も生まれそうですね。
このイベントを見てから別府温泉へ行くといつもと違った体験もできそうです。
展示イベント「別府とマップと善隣(ゼンリン)と」はすでに始まっており、2024年9月23日(月)まで開催予定です。
北海道|登別温泉
温泉ランキング | |||
温泉100選 | 6位 | じゃらん | 7位 |
花火イベントがスタート
「産経新聞」の記事です。
2006年から行われている花火イベントが今年も始まっています。
花火は当然ですが夜に上げられるものであり、温泉地で宿泊することを促進するでしょうし全国でもっと行われてもよさそうですね。
もちろんアクセス環境によっては日帰りになってしまうこともあるかと思いますが、花火を含めて夜開催のイベントは大人から学生までさまざまなアイデアにより検討していってもよさそうです。
そして継続的に行うことで開催スケジュールが記憶されるでしょうし、答えをすぐに求めずに続けていく必要もあるでしょうね。
登別の「地獄の谷の鬼花火」は以下のスケジュールで開催予定です。
・2024年7月4日(木)まで 毎週月曜・木曜
・2024年7月13日(土)以降、 7月13日・20日・27日の土曜
・2024年10月以降 毎週木曜
神奈川|箱根十七湯・湯河原温泉
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箱根 | 100選 | 8位 | じゃらん | 2位 |
湯河原 | 63位 | 34位 |
移住サポートサービスがスタート
「湘南人」の記事です。
神奈川の西部への移住相談ができるサービスが始まりました。
自治体、移住経験者の意見、アイデアはさまざまですし、いろいろな話を聞けるのはよさそうですね。
湯河原には駅近くに移住相談できる団体もありますから、いろいろな人と出会い地元ならではの情報も収集することができそうです。
本記事を読んでいて、湯河原あたりへの移住を検討している方に地元ならではの情報を一つ。
湯河原のとなりは熱海になりどちらにも業務スーパーがありますが、値段は湯河原のほうが安いです。
移住相談の「西湘足柄移住コンシェルジュ」は以下でご確認いただけます。
静岡|熱海温泉
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温泉100選 | 13位 | じゃらん | 8位 |
2023年度の宿泊者数が前年比19.2%増に
「静岡放送」の記事です。
熱海温泉の2023年度の宿泊者数が発表になりました。
前年比では19.2%増ですが、各温泉地で発表されている新型コロナ前と比較するとまだ回復途中という結果でした。
2023年度が過去最高を記録した草津温泉と比べてみます。
2019年度 | 2023年度 | |
草津 | 327万人 | 370万人 |
熱海 | 311.9万人 | 296万人 |
草津のデータは入り込み客数であり、熱海は宿泊者数なので単純な比較はできませんが、入り込み客数で2019年と比較したらどういう結果だったのでしょうか。
新型コロナが完全に鎮火したわけでもありませんし、宿泊ではなく日帰りにしようとすることを選ぶ人は2019年よりは多いでしょうし、草津同様に回復しているのかもしれませんね。
なお熱海の宿泊者数の過去最高は1974年の490万人です。
これを超えるのは厳しいでしょうし、この数だとブームと呼ぶレベルですね。
山形|蔵王温泉
温泉ランキング | |||
温泉100選 | 17位 | じゃらん | 19位 |
山形のさまざまなアイテムを購入、体験できるイベントが開催中
「山形テレビ」の記事です。
温泉宿運営企業の主催ながら山形のさまざまな商品を購入、ワークショップを体験できる面白いするイベントが始まっています。
お土産屋で購入するものではないようなご当地感のある商品は旅慣れた観光客、リピーターにも喜ばれそうですね。
蔵王への旅行をご予定の方はぜひスケジュールを調整してお出かけください。
「蔵王マルシェ」は2024年11月まで毎月最終日曜日に開催予定です。
北海道|湯の川温泉
温泉ランキング | |||
温泉100選 | 24位 | じゃらん | 27位 |
2023年度の観光客数が前年比16.2%増
「函館新聞」の記事です。
2023年度の観光客数(入り込み客数)が発表され、昨年比16.2%でした。
2019年度 | 2023年度 | |
函館 | 536.9万人 | 528.6万人 |
2019年比では98%と、熱海と同じような傾向ですね。
函館は訪日客の伸びが記録されていますが、熱海はどうなんでしょうね。
なお函館の最高記録は2016年度の560.7万人です。
岩手|花巻温泉
温泉ランキング | |||
温泉100選 | 40位 | じゃらん | 49位 |
ランキングには花巻温泉郷としてランクインしています。
夜のイルミネーションイベントが開催中
「岩手日報」の記事です。
花巻温泉で恒例のイルミネーションイベントが始まりました。
花巻周辺の交通事情に詳しくありませんが、イベントをゆっくり見ていると公共交通機関は利用できませんし、宿泊促進にはマッチするイメージがありますね。
花巻温泉郷であれば日中に大沢温泉や鉛温泉へ出かけて夜はナイトローズガーデンを楽しんでもよさそうです。
2024年10月中旬まで開催予定です。
山梨|河口湖温泉
温泉ランキング | |||
温泉100選 | 78位 | じゃらん | - |
河口湖のイベントを紹介するサイトがオープン
「トラベルボイス」の記事です。
AIを活用して河口湖で行われるさまざまなイベント情報を収集し、観光促進、オーバーツーリズム解消を図るサイトがオープンしました。
観光に限ることなく情報を確認することができ、メインの目的以外にも同じスケジュールで開催されているイベントに参加するきっかけにもなりそうです。
個人的にはもう少しページデザインを凝ってもよいような気もしたのですが、他の自治体でも導入されることからあまり凝らないようにしているのかもしれませんね。
和倉温泉のある石川県七尾市は同じデザインで運用されています。
山形|あつみ温泉
温泉ランキング | |||
温泉100選 | 87位 | じゃらん | - |
バラを愛でるイベントが開催中
「山形新聞」の記事です。
花巻温泉同様にあつみ温泉でもバラを楽しむイベントが開催されています。
色とりどりの約90種3,000本のバラが植えられているそうです。
温泉地別にさまざまな植物が選ばれていてどのような経緯でその植物を選んだのか、調べてみたくなりました。
企業による運営の花巻温泉バラ園のようにはいろいろな仕掛けはできないかとは思いますが、宿泊促進のために夜のイルミネーションイベント化しても面白そうですね。
イベントは2024年6月30日(日)まで開催予定です。
静岡|下田温泉
温泉ランキング | |||
温泉100選 | 94位 | じゃらん | - |
あじさいを楽しむイベントが開催中
「静岡朝日テレビ」の記事です。
バラと単純に数を比較しても意味はなさそうですが、あじさいは100品種でなんと300万輪で日本一だそうです。
そしてイベントの開催期間中はご当地グルメを楽しめる露店もあり、金目鯛やアカイカ(剣先イカ)の旬にも重なります。
梅雨入りは遅れて雨が激しくなるような天気になることも報道されていますが、ぜひ雨対策をして出かけましょう。
イベントは2024年6月30日(日)まで開催予定です。