全国の人気温泉地から最新の情報をお届けします。
温泉旅やワーケーション、温泉地の地域活性ビジネスをご参考にどうぞ。
今回は別府からPCゲーム、リアル×ゲーム、音楽といった温泉地らしからぬイベントのニュースがとても気になりました。
大分|別府八湯
温泉ランキング | |||
温泉100選 | 4位 | じゃらん | 7位 |
PC(ゲーム)イベントが今秋に開催予定
「ストプレ」の記事です。
さまざまな別府市制100周年記念イベントが行われており、このPC(ゲーム)イベントもその一つです。
温泉地らしからぬこういったイベントは将来も見た別府温泉郷の戦略としてとても面白い。
今後30年、100年と「温泉地らしさ」は今と同じとは限りません。
もっとスマホ寄り、デジタル寄りのイベントが温泉地で開かれるべきかもしれませんし、昔ながらのイベントだけでは若い層を取り込めません。
こういったワクワクを提供できる別府には観光だけでなく移住者も増えていくかもしれませんね。
30年後の温泉100選のランキングがどのようになっているのか、個人的には一番注目しています。
自分のPCを持ち込んでLANでつながる本イベントは2024年11月2日(土)から4日(月)に開催予定です。
温泉地を舞台にした街歩き型ゲームイベントが開催予定
「ママテナ」の記事です。
鉄輪の温泉街を舞台にして、日本人の多くがイメージできるロールプレイングゲーム(RPG)を楽しめるイベントが開催されています。
全国の温泉地でスタンプラリーが行われていますが、コマーシャル寄りのケースも多く見受けられます。
このイベントももちろん施設は商業施設もあるのでコマーシャル寄りの部分もあるかと思いますが、ゲーム×リアルというイメージは若い層、親子にも受け入れられやすそうです。
このモデルの企画開発が簡単とは思いませんが、他の温泉地でも導入しやすいのではないでしょうか。
それこそ強いコンテンツのある出版系と組むのもありかもしれませんし、自治体や観光協会の若い担当にぜひ導入検討をしてもらいたい。
「ドリームクエストin別府〜地獄の怪獣と上人の秘密〜」は2024年8月28日(水)に開催予定です。
音楽イベントが今秋に開催予定
「SPICE」の記事です。
音楽イベントをとっても温泉地開催では日本最大規模でしょうか。
芸術・アート寄りであれば箱根や熱海でも行われていますが、若い層の取り込みにも音楽は強そうです。
キャンプブームは去ったと言われていますが、キャンプとも親和性の高いフジロックフェスティバルは今も大人気です。
グルメ以外ではデジタル、音楽は若い層の取り込みにつながりやすそうです。
おんせん都市型音楽祭「いい湯だな!」は2024年10月25日(金)・26日(土)に開催予定です。
神奈川|箱根十七湯
温泉ランキング | |||
温泉100選 | 8位 | じゃらん | 2位 |
電車撮影会が開催予定
「鉄道コム」の記事です。
温泉、歴史施設だけでなく、温泉地を走る電車の撮影会も行われる箱根の強さ。
電車でアクセスできる温泉地は数多くあるものの、温泉地内を走る電車に魅力があり撮影会まで行われるとなると数は少なそうです。
箱根登山鉄道の撮影を希望する年齢層がどのあたりなのかはわかりませんが、写真家と撮影して巡るだけでなく宿泊も含めたイベントになっても成立しそうな感じもありますね。
電車はさておき、バスは多くの温泉地で走っています。
バスの撮影ブームが来たりすることはないのでしょうか。
広告ラッピングされているとその魅力は少ないのかもしれませんが…
箱根登山鉄道の撮影会は2024年9月16日(月)に開催予定です。
群馬|伊香保温泉
温泉ランキング | |||
温泉100選 | 16位 | じゃらん | 23位 |
石段街の中腹の廃業旅館のリニューアルにクラファン開始
「毎日新聞」の記事です。
人が多い石段街にも閉鎖されたままの施設があることに驚かされます。
廃墟という雰囲気でもないものの、再利用が求められてきた建物(スペース)のリニューアルがいよいよ具体化しています。
まちづくり会社によるリニューアル計画が進み11月にはオープン予定のようです。
飲食、物販、インフォメーションセンターなど一般的な案内所に近いイメージでしょうか。
個人的にはぜひ伊香保の歴史を理解し、次の訪問時に歴史に登場する宿を訪問したくなるような施設があって欲しかったところです。
大屋制度、十二支などとても興味深く、同様の組合(?)が存在した温泉地を紹介する動画かBlog記事の作成を検討しました(数が少なく諦めました)。
まちづくり会社によるクラウドファンディングは以下でご確認いただけます。
石川|片山津温泉
温泉ランキング | |||
温泉100選 | - | じゃらん | 17位 |
ナイトイベントが開催中
「デジカメWatch」の記事です。
加賀温泉郷の中で加賀市にある片山津温泉では温泉地のシンボルである柴山潟の湖上から花火が打ち上げられる他、ドローンによるショーも予定されています。
全国で行われる大きな花火大会を観覧する回数は年に1~2回程度でしょうか。
それくらいであれば飽きることもないでしょうが、長く続けているうちに飽きも感じるようになって、花火×ドローンのようなショーによる差別化が必要な時代が訪れるのでしょうか。
同じことが繰り返される安心感もあれば、新たな挑戦もしていくことを忘れると衰退してしまうことは人気温泉地の多くで感じられていることかと思います。
自分が生きている時代がよければOKではなく、次の世代も考えて投資を行っていきたいですね。
片山津温泉のナイトイベントのスケジュールは以下のとおりです。
・片山津納涼花火まつり 2024年8月1日(木)から8月31日(土)
・夜空舞う~ドローン300機によるナイトショーと花火の共演~ 2024年8月20日(火)~23日(金)、26日(月)から~31日(土)
石川|粟津温泉
温泉ランキング | |||
温泉100選 | - | じゃらん | 17位 |
ランタンを飛ばすナイトイベントが開催中
「テレビ金沢」の記事です。
浴衣で出かけたくなるイベントが加賀温泉郷の中で小松市にある粟津温泉で行われています。
見るだけでなく参加型でもあり、多くの観光客に喜ばれそうです。
8月から毎週土曜夜に開催されていて、このあと8月17日、24日にも開催予定です。
福島|芦ノ牧温泉
温泉ランキング | |||
温泉100選 | 52位 | じゃらん | - |
観光案内所がリニューアル。土産以外の販売も
「福島民報」の記事です。
旅行前にGoogle検索や宿泊施設の公式サイトで情報確認している方が多い中、観光案内所に立ち寄ることもかつてに比べると少なくなっているかと思われます。
こういった特定の企業寄りではない観光案内所ならではできることを実現することが、観光案内所に立ち寄るモチベーションになりそうです。
ホテルや旅館で使われなくなったものの売上処理に悩ましい場合には、委託販売の形でもよいかもしれません。
必ずしもスペースが大きくないケースも多いかもしれませんが、アクセスがよいところも多いので、新たな温泉地の魅力発信につなげる経費を獲得するアイデアとして面白そうです。
新たな観光案内所は2024年8月10日(土)にオープンしています。
神奈川|湯河原温泉
温泉ランキング | |||
温泉100選 | 63位 | じゃらん | 34位 |
湯河原文学賞の俳句作品を募集中
「湘南人」の記事です。
文人も愛した湯河原ならではの作品募集が行われています。
俳句(を愛する)人口はどれくらいいるのか調べてみたところ、ソースは不明ながら300万、500万、1,000万人という数を見ることができました。
大きな宿泊施設がたくさんあるわけでもない湯河原では数を追求せずに、湯河原らしさを愛してもらえる方々を受け入れる、もてなすことが答えなのかもしれませんね。
俳句作品を応募すると、選考する俳人・黛まどかさん(湯河原出身)とともに美術館や温泉場を散策する湯河原吟行会にも参加できるようです。
俳句を愛している方々には楽しい会になりそうですね。
作品応募は2024年8月1日(木)から9月20日(金)までの予定です。
北海道|川湯温泉
温泉ランキング | |||
温泉100選 | 70位 | じゃらん | - |
バス乗り放題切符を期間限定販売
「トラベルボイス」の記事です。
乗り放題サービスを導入することでどれくらいの費用が発生するんでしょうね。
そして乗り放題をきっかけに訪問する観光客はどれくらいいるんでしょうか。
現地についてからの乗り換え情報を調べるスマホのアプリは金額が異なる表示になりそうですし、観光客にわかりやすさも提供したいところです。
なんらかの条件をつけることで通期で乗り放題を導入することで生まれる影響がどのようなものか知りたくなりました。
オーバーツーリズム解消が求められる箱根ではバス以外にも利用できる2日間フリーパスが5,000円~です(電車賃も含まれるので購入場所によって異なります)。
乗り物だけで5,000円と見ると高くも見えますが、箱根エリアのさまざまな乗り物、施設の割引もあることが理解されるとリピーターも多そうです。
とはいえ箱根のバスの分かりづらさも評判ですけどね…
弟子屈町のバス乗り放題切符の販売期間は2024年7月27日(土)から9月1日(日)までの予定です。