全国の人気温泉地から最新の情報をお届けします。
温泉旅やワーケーション、温泉地の地域活性ビジネスをご参考にどうぞ。
今回は、2023年に過去最多を記録した
・銀山温泉、蔵王温泉のある山形県内のインバウンド客数
・あわら市の日帰り客が過去最多
というニュースのほか、
・女性客の取り込みに美肌の湯をアピールする石和温泉
の記事が気になりました。
- 山形|銀山温泉・蔵王温泉・赤湯温泉・かみのやま温泉・あつみ温泉
- 静岡|熱海温泉
- 山形|蔵王温泉
- 栃木|鬼怒川温泉
- 山口|長門湯本温泉
- 福井|あわら温泉
- 北海道|層雲峡温泉
- 群馬|水上温泉
- 富山|宇奈月温泉
- 山梨|石和温泉
- その他
山形|銀山温泉・蔵王温泉・赤湯温泉・かみのやま温泉・あつみ温泉
温泉ランキング | ||||
銀山 | 100選 | 14位 | じゃらん | 30位 |
蔵王 | 17位 | 19位 | ||
赤湯 | 72位 | - | ||
かみのやま | 77位 | - | ||
あつみ | 87位 | - |
2023年、山形県内のインバウンド客数が過去最多に
「朝日新聞デジタル」の記事です。
このあとも"2023年過去最多に"のニュースが登場します。
山形はインバウンド客が過去最多という素晴らしい内容でした。
ソース記事には人気エリアとして蔵王、銀山温泉の名が。
出羽三山の名もありますね(YouTubeでは出羽三山の温泉宿を紹介する動画「暑い夏こそ訪れたい。涼感満点の【冷鉱泉に入浴できる】温泉宿15選|東日本編」を公開しています)。
非日常、日本らしさ、ご当地感をしっかりとアピールして、バブルにならずに愛される観光地、温泉地になっていく山形に期待です。
静岡|熱海温泉
温泉ランキング | |||
温泉100選 | 13位 | じゃらん | 8位 |
秋恒例のアートイベントが開催
「熱海経済新聞」の記事です。
夏の混雑が終わると秋はアートのイベントが盛り沢山の熱海が始まります。
地元出身、首都圏出身の方々の融合でアートに限らずさまざまな人種が集まるのも熱海の面白さ。
個人的にはあとはIT企業誘致あたりで、遊ぶ熱海、暮らす熱海は十分なのではないかと思います。
もちろん子育て環境、教育環境など挙げれば切りがありませんが、とても暮らしやすく楽しい街です。
私と同じように移住してきた方と話をすることが増え羨ましがられることも多く、地元の方からも私の熱海満喫度を評価いただいています。
移住検討の方には楽しみ、暮らし方をご紹介します笑
今秋のイベント情報は以下のとおりです。
・第6回熱海未来音楽祭 2024年10月12日(土)~14日(月)
・ATAMI ART GRANT 2024 2024年11月2日(土)~12月1日(日)
・クレヨン王国ワールド2024 2024年11月13日(水)~25日(月)-出典:「熱海経済新聞」記事
「熱海芸術祭2024」は2024年10月1日から始まり、12月1日に閉会予定です。
山形|蔵王温泉
温泉ランキング | |||
温泉100選 | 17位 | じゃらん | 19位 |
蔵王の魅力を伝えるコマ撮り映像を小中学生が撮影
「山形新聞」の記事です。
企業の協力により子どもたちが魅力を再認識して伝えていく、素晴らしい企画ですね。
AIによる分析、SEOニーズによるコンテンツはもちろん重要ですが、こういった地元愛を感じるようになる企画はもっと広く行われてもよさそうです。
完成度が高いとは言いづらいメタバースよりもこちらの小中学生の映像のほうが面白くなるような気も…
完成版は2024年10月には完成し、蔵王ロープウェイのモニターで視聴できるようです。
ぜひウェブでも公開していただきたいですね。
栃木|鬼怒川温泉
温泉ランキング | |||
温泉100選 | 23位 | じゃらん | 13位 |
温泉100選では鬼怒川・川治温泉として選出されています。
春日部駅発、鬼怒川温泉駅行きの特急が今秋に運行予定
「乗りものニュース」の記事です。
東京で暮らしていた頃も埼玉の情報が疎かったので春日部駅始発がどういった意味を持つのかわかりませんが、選択肢が増えることはよいことでしょうし、春日部周辺観光の後に鬼怒川へ行くという訪日客のルートにもなり得るのかもしれませんね。
運転予定日は2024年10月12日(土)・13日(日)・19日(土)・26日(土)・11月2日(土)・3日(日)・9日(土)、16日(土)、23日(土)です。
山口|長門湯本温泉
温泉ランキング | |||
温泉100選 | 29位 | じゃらん | - |
器のイベントが開催中
「&Premium.jp」の記事です。
萩焼につながる長門湯本ならではの金継ぎ体験もできるようですが、歴史を感じる和の温泉地と器は親和性が高そうですね。
関東では湯河原あたりもマッチするのではないでしょうか。
デザインによっては若い層にインテリアとしても喜ばれるかもしれません。
長門湯本の「うつわの秋」は2024年9月14日(土)から10月14日(月)まで開催予定です。
福井|あわら温泉
温泉ランキング | |||
温泉100選 | 31位 | じゃらん | 46位 |
2023年の日帰り客が過去最多に
「福井新聞」の記事です。
北陸新幹線駅開業をはさんで事前にオープンした施設の影響もあってか、日帰り客が過去最多を記録したようです。
少ないよりも多いほうがよいことは当然ですが、オーバーツーリズム対策など、先を見たマーケティングを求められる温泉地も増えていきそうです。
日帰り客が増加し、北陸新幹線駅も開業しているものの温泉宿はあまり影響を受けていないような声も聞きます。
2024年上半期の楽天トラベルの宿泊者数ではランク外になっていました(関連動画:楽天トラベル 2024年上半期 人気温泉地ランキング)。
他の温泉地の回復が好調だったということも理由かもしれませんが。
今後宿泊施設に従事したいという日本人が増えることは想定しづらい中、いかに継続性のある温泉街・温泉地作りをしていくか、DX、AI、ロボット等による改善をもっと早く具体的に検討する必要もあるのかもしませんね。
北海道|層雲峡温泉
温泉ランキング | |||
温泉100選 | 30位 | じゃらん | 35位 |
宿泊券があたるスタンプラリーが開催中
「北海道新聞」の記事です。
このあとも登場しますが今週はスタンプラリーの記事が複数届きました。
北海道では層雲峡温泉と温根湯温泉エリアを巡りスタンプを集めると宿泊券があたるイベントが開催されています。
温根湯温泉がこのBlog、YouTubeチャンネルで登場することはあまりないので、おんねゆ温泉郷組合の公式サイトを紹介します。
お知らせには2024年の内容も掲載されているので更新が止まっているわけではないのですが、あまりメンテは行われていないようです…
Adobe Flashが終了して数年経ちますが、いまだに埋め込まれて表示されない観光協会などのサイトを多く目にします。
コンパクトなクラファンで改修コストを集めてみてはどうなんでしょうね。
「大雪国道温泉めぐりすたんぷらり~」は2025年1月31日(金)まで開催予定です。
群馬|水上温泉
温泉ランキング | |||
温泉100選 | 42位 | じゃらん | - |
温泉100選ではみなかみ18湯として選出されています。
温泉街で3回目の開催となるマルシェが開催予定
「トラベルボイス」の記事です。
イベント開催時はこのような発表が記事になっていますが、過程を知る情報が届くことはあまりなく、温泉街の再生はその後どのように進んでいるのでしょうか。
周辺施設にとっては入込客数も重要ですが、継続的な温泉地として関係人口の増加など、先を見てゆっくりと構築していってもらえるといいですね。
3回めの開催となるイベントは規模が拡大しているようです。
変わりゆく水上温泉の今を見に、ぜひお出かけください。
イベント「廃墟マルシェ」は2024年9月22日(日)・23日(月)に開催予定。
オープンハウスグループの地域共創プロジェクトは2026年以降に完成予定です。
富山|宇奈月温泉
温泉ランキング | |||
温泉100選 | 61位 | じゃらん | 45位 |
ご当地こだわりのソフトクリームを食べてプレゼントがあたる企画開催中
「nan-nan」の記事です。
黒部温泉にある宇奈月麦酒館を始め、ご当地こだわりのソフトクリームを食べてスタンプを集めると宿泊券などがあたる企画が開催中です。
一部の店舗ではご当地で昔から親しまれているおやつを使ったソフトクリームも楽しめます。
水だんごは、黒部市の生地地域で昔から親しまれるおやつ。
米粉と片栗粉、水を使い家庭などで作られてきました。
水だんごソフトは、伝統的な製法と味を守りつづける老舗和菓子店「藤吉」の水だんごが5つ入っていて、濃厚なソフトクリームと一緒に味わうことができます。
-出典:「nan-nan」記事
プレゼントで宇奈月温泉の宿泊券を当てて、いつもは泊まれないような温泉宿を訪れてみましょう。
温泉街を巡る自然解説ツアーがスタート
「北日本新聞」の記事です。
温泉街の歴史や自然環境をガイドしてくれるツアーが始まっています。
事前予約ができず残念ながら外国語の案内は不可のようですが、無料で行っているようです。
内容次第では外国語対応して有料でも成立しそうな気もします。
事前予約は求められるでしょうが。
宇奈月温泉へお出かけを予定されている方はぜひご参考に。
2024年11月末まで毎日ツアーが実施予定です。
山梨|石和温泉
温泉ランキング | |||
温泉100選 | 66位 | じゃらん | 50位 |
女性客の取り込みに美肌の湯をアピール
「産経新聞」の記事です。
歴史が古くなく歓楽街のイメージが根付いている石和温泉に新たなイメージがスタートするかもしれませんね。
スイーツも強くシャトレーゼ社(本社:甲府市)も好調ですし、ターゲットとして女性層との親和性は高いことは間違いないでしょう。
ただ、エビデンスを準備して美肌をアピールしている温泉地はすでに多いこともあり、マーケティング次第といったところでしょうか。
美肌県を謳う島根では美肌により入込客数がどのように影響を受けているのでしょうね。
ともかく新しいポジティブなイメージは今後の石和温泉にプラスにつながっていきそうですし、温泉宿がどのように変化を求められるのかも楽しみです。