温泉360°(オンセンサンロクマル)|温泉まとめ

日本の温泉地の観光からビジネス、ランキングなどさまざまな情報をまとめてお届けします。

温泉360°

登別、城崎、飛騨高山、定山渓、杖立温泉ほか、温泉地ニュース(3/26週)


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温泉地ではやはりご当地グルメ!

今年度もよろしくお願いします!
今週も全国の人気温泉地から最新の情報をお届けします。
温泉旅やワーケーション、温泉地の地域活性ビジネスをご参考にどうぞ。

今回も多くの記事が届いています。
城崎温泉記事が3件
DC関連、観光庁採択事業の発表が2件
鯉のぼりイベントの情報も2件
年度末と春を感じさせますね。

大分|別府八湯

温泉100選 4位 じゃらん 5位

混浴温泉アート事業第2弾の作品が完成

https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2023/03/26/JD0062210780

大分合同新聞」の記事です。

今回完成した作品は温泉街で目にした浴衣の柄がモチーフとなった「温泉花束(ブーケ)」。
今後も長く別府を訪れたお客様に愛されるのでしょうね。

この作品デザインを生かした手ぬぐいなどの小物が購入できても喜ばれそうです。

じゃらんでは別府温泉郷としてランクイン。

北海道|登別温泉

温泉100選 5位 じゃらん 3位

北海道内初となるふるさと納税可の自販機が設置

www.hokkaido-np.co.jp

北海道新聞」の記事です。

登別温泉にある登別石水亭(野口観光グループ)にふるさと納税の返礼品を選べる自販機が設置されました。

全国初となる旅館への導入が行われたのが2022年の6月。
稲取温泉の稲取銀水荘がその対象でした。

その後、もっと設置が進んでいるのかと思っていましたが、ソース記事では約40台だそうです。
自販機の認知が高くないのか、稼働率が低いのかわかりませんが、あまり導入が進みませんね。

兵庫|城崎温泉

温泉100選 10位 じゃらん 11位

毎週お届けしている温泉ニュースまとめは、スマートニュースやdニュースで取り上げられている情報をBlogに転載可のものはほぼ全て紹介しているのですが、1週間で3つのニュースが見つかった温泉地はレアです。

観光DX採択事業の成果報告実施

www.travelvoice.jp

「トラベルボイス」の記事です。

2022年度に採択された14事業のうち城崎温泉のある「豊岡観光DX推進協議会」からの成果報告が発表されています。

課題解決に向けて、まち全体でDXを推進。地域の宿泊(旅館)、物販(土産屋)、飲料(飲食店)のデータを取得・統括することで、旅行者の動きをリアルタイムで把握し、仕入れや従業員のシフトなどを調整する取り組みを始めた。

実施に向けては、若手経営者からの意見を集約し、DMOや行政が課題の整理をおこない、地域と課題解決の方向性を共有。その上で、2021年度に「豊岡観光DX基盤」を構築し、宿泊施設のサイトコントローラーやPMSに収集されている宿泊データを1つのシステムに集約。リアルタイムに宿泊データを把握する仕組みを整えた。また、蓄積された共通PMSをもとに、リピーター獲得に向けてメールマーケティングを実施した。

実証事業を通じて、2022年の追加観光消費額は目標の41%(3.8億円)まで到達。再訪率はKPIの39.4%を超える41.4%に、1人1泊あたりの消費額もKPIの2万3580円を上回り、3万2438円となった。顧客データはKPIの5000件に対して8393件、共通PMS導入施設はKPIの15軒に対して23軒と成果を挙げた。

ー出典:「トラベルボイス」記事

施設別のデータの集約できるような温泉地以外でもうまく参考にして導入できるといいですね。

AIによる自動化も進みそうですが、AIによるDX化が行われた温泉地が隣接していたらどうなるんでしょうか。

 

夜桜のライトアップスタート

kisspress.jp

「Kiss PRESS」の情報です。

夜桜のライトアップとともに各種イベントが予定されています。
非日常を感じる温泉街がさらにワクワクするものになりますね。

  • 夜桜のライトアップ:2023年3月25日(土)~4月25日(火)ころまで
  • 温泉まつり:2023年4月23日(日)・24日(月)

 

特別観光列車が運行予定

www.tetsudo.com

「鉄道コム」の情報です。

2023年7月~9月の「兵庫デスティネーションキャンペーン」の特別観光列車の運行情報が発表されています。

・運転予定日:2023年7月29日(土)
・運転区間:大阪~城崎温泉

石川|和倉温泉山中温泉山代温泉
福井|あわら温泉
富山|宇奈月温泉

和倉温泉

温泉100選 12位 じゃらん 15位

あわら温泉

温泉100選 22位 じゃらん 45位

山中温泉

温泉100選 32位 じゃらん 19位

山代温泉

温泉100選 40位 じゃらん 19位

宇奈月温泉

温泉100選 49位 じゃらん 49位

北陸DCのキャッチフレーズが決定

www.fukuishimbun.co.jp

福井新聞」の記事です。

2024年の北陸新幹線駅開業のあと、2024年秋冬に開催される北陸デスティネーションキャンペーンのキャッチフレーズが決まりました。

「Japanese Beauty Hokuriku(ジャパニーズ ビューティー ホクリク)~日本の美は、北陸にあり。」

ー出典:「福井新聞」記事

「美」にフォーカスするようです。

新幹線駅開業と数ヶ月ずれのタイミングなので大規模なキャンペーンになりそうですね。

ところでこのキャンペーンの対象層はどのエリアのどの年齢層なんでしょうね。
今後、このキャンペーンの責任者、運用者の世代交代が行われていき、数年後(数十年後?)にどんなキャッチフレーズに変わっていくのか気になります。

山中温泉山代温泉は、じゃらんでは加賀温泉郷としてランクインしています。

群馬|伊香保温泉

温泉100選 13位 じゃらん 23位

多言語対応の環境型ゴミ箱が設置

nordot.app

「上毛新聞」の記事です。

海外からのお客様はゴミ箱の少なさが気になるそうです。
海外の観光地ではどうなんでしょうか。
各店舗にゴミ箱が設置されているような気もします。

時代に合わせて太陽光による電力でゴミを圧縮し、ゴミの量はネット経由で随時確認できるそうです。

すでに海外でも導入が進んでいるようですが、公共の場所でさらに使われる機会が増えるといいですね。

導入されたのはこちらの企業のサービスです。

forcetec.jp

 

渋川市出身俳優をキャスティングしたPR動画を制作

こちらも「上毛新聞」の記事です。

石段街での食べ歩きは訪れた人のSNSやBlogでも目にしますがなかなかご当地グルメレベルとして紹介されることはあまり多くないように感じます。
水沢うどんの認知をもっと高めて、"伊香保へ行ったら…"くらいになるといいですね。

同じ"麺"として気になったので検索してみました。

  • 三大うどん:讃岐、稲庭と水沢(or五島)
  • 三大ラーメン:博多、札幌、喜多方
  • 三大そば:戸隠、出雲、岩手(わんこそば)
  • 三大そうめん:播州、三輪、小豆島

諸説あるようです。
13のうち、私が現地で食べたことがあるのは讃岐、博多、小豆島でした。

「三大」の呼称を使うことがあまりなさそうですがラーメンはすぐに想像できますね。
大きな町、他エリアにも店舗が多く、インスタントでも目にすることが多いことも理由でしょうか。

うどんは讃岐がずば抜けている感があります。
ご当地の店舗がいろいろなメディアで取り上げられますし、その名のついたチェーン店もありますしね。

地名がついていないにも関わらずに選ばれている、わんこそばの存在も面白い。

そうめんはエリアに偏りがありますね。

島根|玉造温泉

温泉100選 15位 じゃらん 22位

観光ガイドアプリがリリース

straightpress.jp

「ストレートプレス」の記事です。

玉造温泉の観光ガイドアプリがリリースされました。
さまざまなサービスアプリがダウンロード促進を図る中、継続的に利用する予定がない場合は相当なメリットがわかりやすく伝わらないと苦戦しそうです。

このサービスでも訪問後(ダウンロード後)にも継続的にアピールするべくYouTubeライブを月1で行うようですが、どこまで魅力に感じてもらえるかですね。

5G化が進み、アプリではなくブラウザで利用できるようになれば敷居は下がりそうですが、前述の豊岡のDX事例のようにメール他さまざまな仕掛けが必要に感じます。

宮城|秋保温泉

温泉100選 28位 じゃらん 29位

東北道・菅生スマートIC開通

kahoku.news

河北新報」の記事です。

2023年3月25日(土)に菅生パーキングエリアに整備された菅生スマートインターチェンジが開通しました。

大沼克巳町長はあいさつで「地域の経済や観光を活性化する起爆剤にしたい。仙台市へのアクセス性も向上し救急医療体制の充実にもつながる」と述べた。

ー出典:「河北新報」記事

全国で行われている道路関連施設で、金額的にどれくらい活性化されたのかデータがあったら面白いですね。
もしくは起爆剤になった施設一覧があったらぜひ見てみたい。

岐阜|飛騨高山温泉

温泉100選 35位 じゃらん 33位

温泉むすめがバーチャルバスガイドに

ぎふチャンDIGITAL」の記事です。

全国でお誕生日イベントも人気を呼んでいる温泉むすめ。
このバーチャルバスガイド企画も面白いですね。

昨今全国の温泉地でもメタバースでのPRが行われていますが、魅力を感じる世界にはまだなかなか出会えません。
温泉むすめを絡めたら注目度アップも集客も見込めそうです。
NFT連携もチャンスがありそうです。

北海道|定山渓温泉

温泉100選 45位 じゃらん 24位

鯉のぼりイベントスタートへ

https://sapporo.keizai.biz/headline/4203/

「札幌経済新聞」の記事です。

YouTubeのチャンネルでは秋冬シーズンは定山渓温泉を紹介する素材として雪の温泉街の画像を使いますが、春からは鯉のぼりの温泉街画像を使っています。

いよいよ暖かくなってくるなと感じます。

後述の定山渓温泉ともどもサムネで鯉のぼりを紹介できないのでイメージ画像を掲載します。

定山渓温泉渓流鯉のぼり」は2023年4月8日(土)から5月14日(日)まで開催予定です。

静岡|稲取温泉

温泉100選 51位 じゃらん

旅館と大学生による共同運営店舗がオープン

https://shimoda.keizai.biz/headline/104/

「伊豆下田経済新聞」の記事です。

稲取から久しぶりにビジネス関連記事が届いていました。

人気の温泉旅館・石花海が芝浦工業大学の学生団体「空き家改修プロジェクト」と連携して出店した新規事業です。

学生団体のプロジェクトを見に稲取へ行きたくなりました。
近いうちに打ち合わせで熱海・伊東へ行くことになりそうなので、ちょっと足を伸ばしてみようと思います。

静岡|伊東温泉
神奈川|湯河原温泉

伊東温泉

温泉100選 58位 じゃらん 47位

湯河原温泉

温泉100選 57位 じゃらん 62位

観光庁公募事業の成果発表

www.ryoko-net.co.jp

「旬刊旅行新聞」の記事です。

観光庁が公募した「地域独自の観光資源を活用した地域の稼げる看板商品の創出事業」に採択された事業の成果発表が行われました。

以下で取り上げる温泉地はどちらも「ロケ」関連でした。

・伊東

伊東市はモニターツアーを磨き上げ、実際の商品としての販売まで企画を昇華させた。

映画やドラマなどが撮影された“聖地”(ロケ地)を多数有する静岡県伊東市は、「知ると伊東のとりこになる!」をテーマに「聖地巡礼×とっておきの○○」テーマ別周遊コンテンツを造成し、新たな客層へのアプローチを行った。市は「撮影裏話」、「謎解き」、「映え」の3コースを考案した。昨年12月にはモニターツアーを実施し各コースに関する意見を収集、今年1月からは近畿日本ツーリストが実際にツアーを販売した。

 

・湯河原

湯河原町はロケ弁の開発を実施、市民に向けての報告会も行った。一方、他の3地域は地元の食や景勝地、資源などをさまざまに組み合わせ、生産者や地域事業らが案内をするモニターツアーを実施。

隠れた「美食」のまちでもある神奈川県・湯河原町は、課題となっている観光消費の地域波及効果を町全体にいきわたらせようと、観光施策の1つとして注力する「ロケツーリズム」と「美食」を掛け合わせ、食の魅力向上と観光消費増進への取り組みを実施。「湯河原ならではの特産品を使用する」ルールのもと市内8事業者がロケ弁を開発、観光客にも認知してもらうべく販売先を紹介する「ロケ弁BOOK」を発行し、各事業者の店舗や町役場で配布した。 

城崎温泉のところでとりあげたものはDX採択事業なのでソース記事の取り上げ方は異なるにしても、こちらの看板商品の創出事業も数値がわかるといいですね。

採択事業名で検索したのですが、結果発表ページが観光庁のサイト内で見つかりませんでした。

じゃらんでは伊東温泉・宇佐美温泉としてランクインしています。

熊本|杖立温泉

温泉100選 98位 じゃらん

鯉のぼりイベントスタート

8246renraku.net

八代連絡帳」の情報です。

杖立といえば頭に浮かぶのがやはり鯉のぼりですね。
前述の定山渓とともに憧れます。

こちらは2023年4月1日(土)から始まっており5月6日(土)までの予定です。