温泉360°(オンセンサンロクマル)|温泉まとめ

日本の温泉地の観光からビジネス、ランキングなどさまざまな情報をまとめてお届けします。

温泉360°

草津、下呂、道後、有馬、熱海、阿寒湖温泉ほか、温泉地ニュース(7/9週)


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温泉地ではやはりご当地グルメ!

全国の人気温泉地から最新の情報をお届けします。
温泉旅やワーケーション、温泉地の地域活性ビジネスをご参考にどうぞ。

今回は温泉100選で上位3温泉地の草津下呂、道後からのニュースが並びました。
その他に
藤井七冠の対局が有馬温泉
熱海プリンと静岡ご当地パンのコラボメニュー登場
ワークショップが行われた蔵王温泉の回復率
が気になりました。

群馬|草津温泉

温泉ランキング
温泉100選 1位 じゃらん 2位

草津初のコワーキングスペース解説へCFスタート

https://kitakanto.localbook.work/2023/07/13/kusatsu-coworking/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=kusatsu-coworking

「北関東ITトレンド」の記事です。

草津温泉で初めてとなるコワーキングスペースが生まれようとしています。
新型コロナが落ち着き、テレワークから出社へ戻る企業もかなり増えています。

今後ワーケーションはどのようになっていくのでしょうか。
いい方向の働き方改革として残るとよいと思いますが、"新型コロナがあったから"のワーケーションと考えられている点においてはニーズがなくなりつつあります。

温泉地とワーケーションについて、別府でも実験が行われるなどしてきましたが、その後どうなっているんでしょうか。
毎日、温泉地のニュースを見ている限りではネガティブな話もポジティブなニュースもあまり目にすることはない感じです。

もっと日数が長いワーケーションであれば、湯治という観点からも温泉地での必要性は高まりますが、数日間だとすると人が多い人気温泉地はあまりマッチしないのかもしれませんね。

2023年7月1日(土)からクラウドファンディングは始まっており、残り約1ヶ月で支援達成率は35%です。

camp-fire.jp

CFは2023年8月13日(日)締め切り予定です。
施設は2023年11月オープン予定です。

岐阜|下呂温泉

温泉ランキング
温泉100選 2位 じゃらん 10位

中学生の狂俳が貼られた行灯が設置

www.asahi.com

朝日新聞デジタル」の記事です。

「狂俳」と馴染みのない言葉ですが、朝日新聞デジタルのサムネと漢字から、俳句関連であることは想像できます。

遊びのある俳句で全国で昔から詠まれてきたものかと思いましたが、江戸時代に岐阜で発祥したもののようです。

こういった岐阜らしさをぜひ県外にアピールしてもらい、参加したら温泉旅がさらに記憶に残るかもしれませんね。

狂俳が貼られた行灯は2023年8月30日(水)まで設置予定です。

愛媛|道後温泉

温泉ランキング
温泉100選 3位 じゃらん 4位

篠原ともえさんプロデュースの店舗が設置されるイベントがスタート

mainichi.jp

毎日新聞」の記事です。

このイベント(クラフトミュージアム)開催予定が発表された時にもニュースとして取り上げましたが、その後広末涼子さん関連もあって別の意味で検索されているでしょうね。

イベントは2023年7月14日(金)からスタートし、2024年2月29日(木)まで開催予定です。

兵庫|有馬温泉

温泉ランキング
温泉100選 7位 じゃらん 7位

王位戦第2局が開催

newsdig.tbs.co.jp

CBCニュース」の記事です。

藤井七冠の活躍により、対局の場となる温泉地、温泉宿、勝負めしがニュースになりますね。

これがどのように温泉地の集客につながっているのかわかりませんが、JTBが選ぶサービス最優秀旅館・ホテル(※)に選ばれたホテルニューアワジ棋聖戦が行われたこともあり、調べてみました。

対象となる対局は日本将棋連盟の公式データ(関連リンク)を参照し、温泉関連宿での開催を記載しています。

2023年5月28日 叡王戦 第4局 浄土ヶ浜パークホテル ※人工温泉
2023年6月5日 ヒューリック杯棋聖戦 第1局 洲本温泉「ホテルニューアワジ
2023年6月23日 名人戦 第5局 山田温泉「緑霞山宿 藤井荘」
2023年7月13日 王位戦 第2局 有馬温泉「中の坊瑞苑」

将棋ファンには対局場所は重要ではないからだと思いますが、場所ってあまり表記されないものなんですね。

eスポーツの大会誘致を行い、若いファン層を温泉地に呼びましょう。
そしてご当地の勝負めしを開発しましょう。
有馬の勝負めしの一つは神戸牛肉ちらしでした。

※こちらの動画で選ばれた温泉宿を紹介しています。

群馬|伊香保温泉

温泉ランキング
温泉100選 13位 じゃらん 23位

石段街にホオズキが展示中

www.jomo-news.co.jp

「上毛新聞」の記事です。

東京で暮らすようになってから久しぶりにホオズキを見たかもしれません。

ホオズキ(鬼灯、鬼燈、酸漿)は、ナス科ホオズキ属の一年草または多年草
またはその果実。カガチ、ヌカヅキともいう。丹波ホオズキなどともよばれる。

ー出典:ウィキペディア

石段街の夏の風物詩で、またいつもと異なる非日常を楽しめそうですね。
8月上旬ころまで楽しめるようです。

静岡|熱海温泉

温泉ランキング
温泉100選 17位 じゃらん 8位

熱海プリンと静岡ご当地パンのコラボメニュー登場

www.fashion-press.net

「FASHION PRESS」の記事です。

行列になる熱海プリンはご当地グルメとしてエリア外の認知度も高いと思いますが、こういうコラボにより静岡のご当地パンの認知も高まりますね。
もしかするとコラボにより生まれる新たなメニューが新たなご当地グルメ化することもありえそうです。

スイーツ王国の山梨・山形あたりは必ずしも温泉地エリアのご当地メニューではないにしても、コラボにより同様の展開を狙いましょう。

山形|蔵王温泉

温泉ランキング
温泉100選 20位 じゃらん 17位

市の若手職員と観光関係者によるワークショップが開催

www.yts.co.jp

山形テレビ」の記事です。

ソース記事ではコロナ前の観光客数が紹介されていますので、他エリアと合わせて比較してみます。
ベースとなるデータが異なりますのであくまで参考としてご認識ください。

年間 2022年度 2021年度 2020年度 2019年度
蔵王温泉観光客数 85万人 - - 118万人
年間 2022年度 2021年度 2020年度 2019年度
洞爺湖温泉宿泊者数 46.4万人 24.0万人 - 62.8万人
年間 2022年度 2021年度 2020年度 2019年度
下呂温泉宿泊者数 93万人 58万人 58万人 103万人
年間 2022年度 2021年度 2020年度 2019年度
磐梯熱海入り込み客数 61.2万人 41.9万人 - 80.4万人

そのほかにコロナ前からの回復率参考データとして、メディアで取り上げられているデータが以下のようにあります。

下呂温泉 約90%
和倉温泉 約80%
松山市(道後温泉) 約80%
磐梯熱海温泉 約76%

これで見ると、蔵王の約72%という回復率は低めです。

ワークショップの内容を公開し、他エリアの方からも見てもらい提案・指摘を受けてもよさそうですね。

北海道|阿寒湖温泉

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温泉100選 52位 じゃらん 25位

観光サミット後、メディア向けにテストツアーを開催

www.hokkaido-np.co.jp

北海道新聞」の記事です。

今年の9月に開催されるアドベンチャートラベル・ワールドサミット(以下、ATWS)の後に、メディア向けにテストツアーを実施するというものです。

ATWSは大きな規模のようで、実行委員会は北海道庁にあります。

www.pref.hokkaido.lg.jp

アドベンチャートラベルの市場規模について、実行委員会のページに記載がありましたので紹介します。

ATの世界市場規模は70兆円を超えると言われており、従来の旅行形態「マスツーリズム」と比較して、旅行者一人当たりの消費額や地域への経済波及効果が大きく、また、ウィズコロナ・ポストコロナ時代において需要拡大が期待できる観光分野として注目を集めています。

ー出典:アドベンチャートラベル・ワールドサミット北海道実行委員会公式ページ

消費額、経済波及効果の大きさは素晴らしいですね。
個人的なイメージでは迫力ある自然が前提にありそうです。
北海道はさておき、どれくらいがこの対象になり得て、海外の方々が満足できるような場所が国内にあるかですね。

鳥取皆生温泉

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温泉100選 56位 じゃらん -

米子市長も参加する公開トークイベントが開催予定

www.lazuda.com

「日刊WEBラズダ」の記事です。

今後の米子温泉の活動、環境整備に関して、米子市長を始め旅館観光関係者が参加するトークイベントが開催されます。

集客、DX、温泉街の環境保全など、どんな話が出て、次のどういうアクションにつながるんでしょうね。
参加できない方むけにもイベントの内容が公開されると嬉しいですね。

イベントは2023年8月4日(金)開催予定です。
事前登録が推奨されていますが当日参加も可能のようです。

食品加工企業が温泉地の活性化へ1,000万円寄付


www.fnn.jp

「FNNプライムオンライン」の記事です。

このすぐ上のニュースともつながるのですが、現在推進している温泉街の照明設置が温泉地で求められているようで、この設置に利用されるようです。

この皆生みらいの灯り推進事業についてはこちらのPDF(米子市資料)で詳細をご確認いただけます。

防犯面から明るくする策を耳にすることはありますが、夜の回遊を推進して外食などにつながる策としてはチャンスが広がりそうです。
灯りのデザインの共通化も予定しているようで、灯りそのものが"映える"ものとして集客につながるといいですね。

神奈川|湯河原温泉

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温泉100選 62位 じゃらん 34位

ウォーキングイベント開催予定

shonanjin.com

「湘南人」の記事です。

義務教育が始まった頃は神奈川に住んでいで身近な感じもあってあまり興味がありませんでしたが、YouTube動画、本Blog(関連リンク)で登録有形文化財のある温泉宿を調べたこともあり湯河原への思いが増しました。

上野屋、富⼠屋旅館、藤⽥屋、伊藤屋といった文化財のある宿もイベントに参加しています。
とても楽しそうです。

イベントは2023年8月5日(土)・6日(日)に開催予定です。

山梨|石和温泉

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温泉100選 64位 じゃらん -

駅開業120周年祈念イベント開催中

www.tetsudo.com

「鉄道コム」の記事です。

120周年となった6月にもイベントが開催されていましたが、関連イベントはまだ続いています。

ぜひこの時期、笛吹川の石和鵜飼にも出かけましょう。

スタンプラリーイベントは2023年7月14日(金)~8月31日(木)開催予定です。