全国の人気温泉地から最新の情報をお届けします。
温泉旅やワーケーション、温泉地の地域活性ビジネスをご参考にどうぞ。
今回は
・温泉温度を低めに設定するイベントが箱根で開催中
・黒川温泉の温泉水を使ったバスオイルが優良商品賞受賞
・乳頭温泉郷の全施設が参加して事業協同組合を設立
・層雲峡温泉で開湯100周年イベント開催
といったニュースが気になりました。
北海道|登別温泉
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温泉100選 | 5位 | じゃらん | 3位 |
ボランディアガイドを10年ぶりに養成
「北海道新聞」の記事です。
約10年ぶりに温泉地を案内するガイドの実地訓練を行ったそうです。
全国的に温泉地、観光地のガイドはどのようなトレンドがあるのでしょうか。
なぜ10年ぶりになったのか、なぜボランティアなのか、気になります。
神奈川|箱根十七湯
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温泉100選 | 8位 | じゃらん | 1位 |
温泉温度を低めに設定するイベント企画開催中
「タウンニュース」の記事です。
とても素晴らしい企画ですね。
毎日、猛暑が続く中、いい意味での入浴後の冷めづらさは、この暑い中では敬遠される場合もあると思います。
低めの温度でじっくりと楽しめると、冷泉をあまり経験したことないお客様にも喜ばれそうです。
ソース記事によるとまずは3施設でスタートしたようですが、公式サイトでは追加になっていました。
・箱根本温泉|大和館
・蛸川温泉|龍宮殿
・塔ノ沢温泉|箱根湯寮 ※日帰り入浴施設
・二ノ平温泉|箱根小涌園 元湯 森の湯 ※日帰り入浴施設
・二ノ平温泉|箱根彫刻の森美術館 ※足湯ー出典:箱根プロモーションフォーラム公式サイト
2023年8月1日(火)からスタートしており、8月31日(木)までの予定です。
9月になってもまだまだ暑い日が続きそうですし、延長してもよさそうですね。
熊本|黒川温泉
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温泉100選 | 11位 | じゃらん | 6位 |
温泉水を使ったバスオイルが優良商品賞を受賞
「ストプレ」の記事です。
本商品の発売が発表された際にも記事で取り上げましたが、その商品が熊本県物産振興協会主催の今年度の優良新商品表彰事業で優良商品賞を受賞しました。
温泉関連の商品がこのような形で評価され、記事となり情報が広がっていくのは素晴らしいことですね。
ぜひ関連事業を検討している企業の新規事業のアイデアの一つとして届くことを祈っております。
ほかの受賞商品も温泉とのつながりはないにしても熊本らしさを感じられる商品ばかりです。
これらの商品を熊本の温泉地・観光案内所で触れることができ、購入できたりできるといいですね。
熊本県物産振興協会のサイトで受賞商品の一覧をご覧いただけます(一覧表PDF)。
秋田|乳頭温泉郷
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温泉100選 | 16位 | じゃらん | 12位 |
宿泊施設7軒が事業協同組合を設立
「日本経済新聞」の記事です。
温泉郷にある宿のの一つ、孫六温泉を他の施設で共同出資し事業継続させるなど、乳頭温泉郷にいろいろな動きがあります。
今回も事業継続、インバウンド対策などから施設同士の連携を高めていくようです。
連携の良さが現代風になりすぎず、温泉郷らしさを残していっていただきたいですね。
静岡|熱海温泉
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温泉100選 | 17位 | じゃらん | 8位 |
社員・家族の宿泊を無料にする福利厚生を開始
「カーミー」の記事です。
熱海駅から徒歩でもアクセスできる老舗旅館はDX化、スイーツショップの経営など、さまざまな仕掛けを行っています。
全国的に宿泊施設の人手不足が毎日のように記事になる中、今回の取り組みがどのような結果になるのか楽しみです。
働いている場所を見てもらいたいかというと、個人的にはそうでもなかったかもしれません…
200時間残業やら会社に寝泊まりやら笑
石川|山中温泉
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温泉100選 | 32位 | じゃらん | 19位 |
温浴施設の再生企画提案書が公表
「中日新聞」の記事です。
1990年にオープンし2022年3月末で休業していた複合施設のリニューアル案が発表されました。
30年も経てばニーズは当然変わりますし、とはいえ30年しか維持するのが困難というのも経営的には厳しそうです。
再生案では廃止対象となっている温水プールやテニスコートなどは時代とともにニーズがなくなっているのが理解できます。
一方で新たに予定されているグランピングは30年すらもたないかもしれません。
当初からリニューアルすることを想定して積立を行い、ニーズに合わせていく必要もあるかもしれませんね。
箱ではなく、今ならオートキャンプ、車中泊用施設だと開発費用も少なく、次のニーズへの対応も比較的ラクな気がします。
北海道|層雲峡温泉
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温泉100選 | 38位 | じゃらん | 35位 |
開湯100年で記念の新聞が発行
「北海道新聞」の記事です。
もう8月の中旬ですが、この時期になって初めて層雲峡温泉が開湯100年を迎えていることを知りました。
同じく開湯100年を迎えている宇奈月温泉は毎週のようにイベントを開催し、ローカル紙を中心に記事がスクレイピングされてエリア外にも広がっています。
「層雲峡 100周年」でGoogle検索してみるとヒットするのは層雲峡命名100周年(2021年)の情報ばかりなので、2021年に盛り上がったのかもしれませんね。
ソース記事の高校生による特別新聞を高校生が配布したイベントほか、記念イベントについては以下の層雲峡観光協会のページでご確認いただけます。
宮城|鳴子温泉
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温泉100選 | 42位 | じゃらん | 42位 |
来月開催のイベントにむけ、10年ぶりにこけしの化粧直し
「東北放送」の記事です。
来月開催予定の全国こけし祭りでパレードするこけしが10年ぶりに化粧直しされました。
前述の登別でも10年ぶりにガイド講習が再開されていますがなにか意味があるのでしょうか。
10年毎の予算なのか、新型コロナが落ち着いた年がちょうど10年後だったのか。
さておき、新型コロナが落ち着き人が集まるイベントへの思いが募っていることもあり、うまくこの思いとこけしがつながり、次のビジネスへと発展していくことを期待したいですね。
ソース記事では全国こけし祭りは2023年9月2日(土)開催予定とのことです。
詳しい開催情報を公式サイトで調べようとしたのですが、スケジュールは見つかりませんでした。
静岡|稲取温泉
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温泉100選 | 51位 | じゃらん | - |
移住検討に1~2週間の保育園留学サービス運営中
「伊豆下田経済新聞」の記事です。
新型コロナも落ち着きリモートワークから出勤へ戻ることも増えていますが、とはいえ以前よりも移住ニーズは高まっていそうです。
稲取温泉のある東伊豆町で子どもを保育園に預けて1~2週間の移住体験ができるサービスが2023年7月からスタートしています。
あまり馴染みのない場所を移住先として検討する場合、お子さんの保育園・学校環境を知るためにはよい長さなのかもしれません。
具体化していきそうであれば、この期間に住宅の内見や病院なども調べられるでしょうしね。
地元の同年代の家族とのコミュニケーションができる場があってもよいかもしれませんね。
東京からアクセスも近い伊豆とはいえ、ローカルのルールや人間関係はありますしね。
山梨|河口湖温泉
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温泉100選 | 53位 | じゃらん | - |
スマホアプリで購入するデジタルフリーパスが発売
「デジカメWatch」の記事です。
ジョルダンのスマホアプリ「乗換案内」を使いデジタルフリーパスを購入できるという内容です。
2日間のパスが大人1,800円で、このアプリのインストールを検討していた方にはお得に使えるかもしれません。
キャッシュレスで並ぶ時間にとらわれず便利と認識できる人は、すでに日頃使っているSuica、Pasmoを使うことになってしまう気もしますが。