温泉360°(オンセンサンロクマル)|温泉まとめ

日本の温泉地の観光からビジネス、ランキングなどさまざまな情報をまとめてお届けします。

温泉360°

別府、花巻、定山渓、飛騨高山、湯河原、湯田温泉ほか、温泉地ニュース(10/29週)


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温泉地ではやはりご当地グルメ!

全国の人気温泉地から最新の情報をお届けします。
温泉旅やワーケーション、温泉地の地域活性ビジネスをご参考にどうぞ。

今回は
別府で教育とアップサイクル関連情報
花巻で全館11連休導入
飛騨高山で全国初となる温むす×金融機関コラボ
湯田で電気自動車の蓄電池で温泉くみ上げ
という注目のニュースが複数届きました。

愛媛|道後温泉

温泉ランキング
温泉100選 3位 じゃらん 4位

道後温泉保管の看板が2年ぶりに出現

www.ehime-np.co.jp愛媛新聞」の記事です。

工事の幕の撤去が進み、いよいよ看板も出現するようになりました。
見たことがないものが登場するわけではないものの、期待感はありますね。

2024年7月の新たな姿との再会、営業の再開まで工事が無事に進むことをお祈りしております。

道後温泉をPRする年賀はがきの発売開始

newsdig.tbs.co.jp

「あいテレビ」の記事です。

先週も温泉地PRの年賀はがきのニュースを取り上げましたが、道後温泉がデザインされた年賀状も登場します。

もう年賀状PRのニュースはそろそろ終わるでしょうから、年賀状のデータを調べてみました。

www.nli-research.co.jp

ソース元によれば、年齢別には以下のようなデータでした。

年齢層別年賀ハガキを出した割合

・20代以下 26%
・30代 38%
・40代 48%
・50代 60%
・60代 63%

ー出典:ニッセイ基礎研究所どんな人が年賀状を出しているのか?-男女、年齢層、地域別、年賀状を出した人の割合 (2020~2022)

40代が約50%も出しているということに少し驚きましたが、20年後はどうなっているのでしょうか。
増えることはないでしょうから、PR効果も減っていってしまうでしょうね。

なお、データは2020年~2022年の変化も見られますので、気になった方はニッセイ基礎研究所の記事をご覧ください。

大分|別府八湯

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温泉100選 4位 じゃらん 5位

外国人講師とオンラインでつなぐ英会話授業がスタート

tosonline.jp

TOSオンライン」の記事です。

訪れてよし、暮らしてよしには教育が必要であり子供の環境が重要だと思われます。
今後の日本で高齢者が増えることは避けられませんが、子供を育てたい場所、教育を受けさせたい場所になると移住者も増えそうです。

宿泊施設で不要になったシーツ等を使った土産品を販売開始

ascii.jp

「ASCII」の記事です。

前述の教育だけでなく、観光地ならではのアップサイクルも進んでいます。
こういった活動への評価が高まることで、移住者にもつながっていくのでしょうね。
別府の動きからは目が離せません。

アップサイクルについて関連するサイトを掲載します。

sdgs.kodansha.co.jp

神奈川|箱根十七湯
北海道|川湯温泉
徳島|祖谷温泉
熊本|黒川温泉

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箱根十七湯 温泉100選 8位 じゃらん 1位
川湯 59位 -
祖谷 94位 -
黒川 11位 6位

国際的認証団体による「世界の持続可能な観光地100選」が発表

www.travelvoice.jp

「トラベルボイス」の記事です。

国際的認証団体「グリーン・デスティネーションズ」により選ばれた世界の持続可能な観光地100選が発表になりました。
そのうち日本からは10地域が選ばれています。

地域 主な温泉地
北海道弟子屈町 川湯温泉
岩手県釜石市 -
神奈川県箱根町 箱根十七湯
長野県小布施町 小布施温泉
京都府宮津市 天橋立温泉
徳島県三好市 ☆祖谷温泉
香川県丸亀市 -
愛媛県大洲市 小薮温泉
熊本県小国町 ☆黒川温泉
鹿児島県与論島 -

四国からは3地域が選ばれていますね。

日本国内のみで持続可能な温泉地を選出したら、他にはどんなエリアが選ばれるのか気になります。

公式ページはこちらです。

www.greendestinations.org

岩手|花巻温泉

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温泉100選 44位 じゃらん 44位

温泉100選、じゃらんとも花巻温泉郷としてランクインしています。

花巻温泉の3ホテル・1旅館が働き方改革の一貫で全館11連休へ

www.iwate-np.co.jp

岩手日報」の記事です。

ホテル花巻、佳松園を含む全ての宿泊施設全館が11連休に入るそうです。
このご時世、連休というとネガティブなニュースだと捉えることも多い中、驚かされました。

この期間中、希望する従業員は国内か海外(台湾)旅行に参加することができ、費用の7~8割を会社負担とするそうです。
賃金の低さが叫ばれている宿泊業ですが、こういった福利厚生のコストも含めて考えたいところですね。

若い方は同僚との旅行には興味を示さない時代なので、内容を吟味する必要もありそうですが。

北海道|定山渓温泉

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温泉100選 45位 じゃらん 24位

病院の屋上に足湯設備を設置

newsdig.tbs.co.jp

北海道放送」の記事です。

一般向けではなく、入院患者のみが利用できる施設のニュースですが、温泉×治療という観点から取り上げました。

別府ではさまざまな研究、取組が進んでいますが、他のエリアでもぜひ中長期滞在を提案していくために温泉×治療をアピールしていくべきだと考えています。

もっとデータが必要にはなると思いますが裏付けがもう少し浸透するようになれば、温泉付きの中古マンションへ注目が集まりそうです。

そのうち不動産物件情報に健康や治療といった項目ができ、泉質が表示されたりしたら面白いですね。
最近、Google検索から当サイトの泉質一覧ページへアクセスする方が増えてきました。
ご参考にどうぞ(関連リンク)。

富山|宇奈月温泉

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温泉100選 49位 じゃらん 49位

黒部宇奈月キャニオンルートのツアー販売開始日が決定

www.travelvoice.jp

「トラベルボイス」の記事です。

宇奈月温泉開湯100周年の今年に続き、来年も注目が集まりますね。
新たな観光として期待の集まる黒部宇奈月キャニオンルートですが、もともとが工事用ルートであることもあってか添乗員・ガイド付きツアーでのみ訪れることができます。

1年で利用できる人の数は8140人なので、プラチナチケットになりそうですが…

ツアーの販売開始は2024年1月29日(月)スタート予定です。

山梨|河口湖温泉

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温泉100選 53位 じゃらん -

河口湖駅前に観光拠点を開業予定

www.travelvoice.jp

「トラベルボイス」の記事です。

駅前に集中している観光客を河口湖周辺に周遊させるための施設が今週オープン予定です。

主に外国人観光客がターゲットのようですが、どれくらいの割合の方がノープラン、もしくはフリープランで河口湖に来るんでしょうね。
駅周辺にしか何もないと考えて駅周辺を旅する方には、当日の新たなプランを決めることができるいい場所になりそうです。
甲冑をまとって富士山を背景に撮影ができるのも喜ばれますね。

富士山を見ながら入浴できる施設を時間を限定して外国人専用(タトゥーOK)にしたら、何よりも喜ばれそうです笑

駅前の施設は2023年11月8日(水)開業予定です。

岐阜|飛騨高山温泉

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温泉100選 62位 じゃらん 33位

全国初、温むすと金融機関がコラボ

www.kankokeizai.com

観光経済新聞」の記事です。

さまざまな温泉地で集客に活躍している温泉むすめが、全国初となる金融機関とのコラボを行うことが発表されました。

温泉地、観光関連企業、交通機関以外にもこういった企業からも温むすのコラボが進むと、さらに温泉地へファンが集まり、情報発信も強化されていきそうです。

とても楽しみなニュースですね。
飛騨信用組合からのニュースリリースはこちら(PDF)でご覧いただけます。

今回はコラボイラストも発表されており、せっかくなのでご紹介します。

© ONSEN MUSUME PROJECT(←) © 飛騨信用組合(→)

信用組合の制服を着る温むすはとても新鮮です笑

神奈川|湯河原温泉

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温泉100選 62位 じゃらん 34位

温泉街の歴史と文化にふれる体験イベントが開催予定

https://odawara-hakone.keizai.biz/headline/4026/

「小田原箱根経済新聞」の記事です。

昭和レトロ、大正ロマンが今、人気ですね。
ブームの今に限らず、歴史を学校の授業で学ぶだけでなく温泉地で学べる機会は素晴らしいと思います。

先日私も、動画で取り上げた湯河原にある登録有形文化財に出会える宿、人気の混浴風呂のある宿を訪れてきました。

動画はこちらです。
youtu.be

建築家と一緒に巡るなんて、数倍楽しいことになりそうです。

イベントは2023年11月12日(日)開催予定です。

ご当地キャラとコラボしたNFTが発売予定

https://kawasaki.keizai.biz/release/237443/

「川崎経済新聞」の記事です。

歴史とは対極的とも言えるようなNFTも今月発売予定です。

前述のイベントとNFTの発売時期は、残念ながらずれているのですが、これが同時に行われていたりしたらとても面白いですね。
ポップアップストアは先週から出店しているので、一応アナログとデジタル、過去と現在を一緒に体感することはできるかもしれません笑

nft.line.me

スケジュール予定は以下のとおりです。

・NFT発売期間 2023年11月27日(月)午後0時~2023年12月3日(日)午後0時
・ポップアップストア営業期間 2023年11月1日(水)~2024年2月15日(木)

山口|湯田温泉

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温泉100選 82位 じゃらん -

電気自動車の蓄電池による温泉のくみ上げシステムが構築

mainichi.jp

毎日新聞」の記事です。

電気自動車の蓄電池を使い、温泉をくみ上げる仕組みは全国で初めてだそうです。
燃料費高騰の今に限らず、今後も環境に優しく、低コストの温泉の組み上げを行う仕組みは生まれてきそうです。

電気自動車がこれからも増えていくでしょうし、ドライバーと地元がWin-Winになり地域活性につながることを期待したいですね。