全国の人気温泉地から最新の情報をお届けします。
温泉旅やワーケーション、温泉地の地域活性ビジネスをご参考にどうぞ。
今回は
・2024年人気旅行先ランキングで別府が世界一に
・鬼滅の刃体験イベント開催の伊香保、湯河原
・和倉ほか、西日本の温泉地とヤマザキ・ランチパックがコラボ
といったニュースが気になりました。
群馬|草津温泉
温泉ランキング | |||
温泉100選 | 1位 | じゃらん | 2位 |
湯畑近くに新たな観光名所が誕生
「群馬テレビ」の記事です。
今もこういう新たな建物が生まれるんですね。
驚きました。
まだまだ集客に向けてできることがあるのが、さすが草津という感じでしょうか。
吉祥寺駅~草津の高速バス運行開始へ
「吉祥寺ファンページ」の記事です。
吉祥寺から新宿までもすぐですし、バスタ新宿からのアクセスもそんなに不便ではないと思いますが、集客を見込めるところがさすが草津であり、さすが東京といった感じでしょうか。
万座温泉行きのバスがあっても西東京から集客が見込めるかもしれませんね。
岐阜|下呂温泉
温泉ランキング | |||
温泉100選 | 2位 | じゃらん | 10位 |
冬の花火イベントにクラファン導入
「中部経済新聞」の記事です。
この夏、三朝温泉でも花火大会の継続のためにクラウドファンディングを導入しましたが、人気の下呂ですら導入するような状況です。
イベント会場でサポートした方のお名前が出るような内容はありませんが、宿泊クーポンやご当地のおいしい食材が返礼品として用意されています。
スケジュールは以下の予定です。
・クラファン受付期間 2023年12月29日(金)まで
・オープニングナイト 2023年12月2日(土)
・リクエストナイト 2023年12月9日(土)
・ロマンチックナイト 2023年12月16日(土)
・市制20周年カウンドダウンナイト 2023年12月23日(土)
・クリスマス特別公演 2023年12月24日(日)
YouTubeチャンネルの収益化ができるようになったら、温泉地のクラファン応援も考えています。
まだしばらく先になると思いますが頑張ります。
大分|別府八湯・別府温泉郷
温泉ランキング | |||
温泉100選 | 4位 | じゃらん | 5位 |
別府市の2022年の観光客数が前年比144.5%の大幅増
「大分合同新聞」の記事です。
2021年比ではどのエリアでも高い回復傾向を見せていますが、今年以降早く2019年と同水準になることを期待したいですね。
2019年と比較することが正しいのかどうかの議論もありますが。
継続的に各エリア、温泉地から発表されている2019年比のニュースを取り上げてきましたので、今回もご参考までに掲載します(関連ページ)。
・川治温泉 約109%
・熱海温泉 約93%
・下呂温泉 約90%
・和倉温泉 約80%
・松山市(道後温泉) 約80%
・磐梯熱海温泉 約76%
・蔵王温泉 約72%
別府は2019年比では約65%(2019年:約833万人、2022年:537万9,303人)なので、まだまだ回復途上ということですね。
2024年の人気旅行先ランキングで別府が世界一に
「Time Out」の記事です。
いろいろな意味で注目を集めているBooking.comによる来年の人気旅行先ランキングで、別府が世界一に選ばれました。
他のエリアが自然や歴史で選ばれているようなイメージがある中、"温泉"で選ばれたのだとすると、他の日本の温泉地への注目も上昇するかもしれませんね。
2019年比でどのようなデータになるのか、2024年が楽しみな別府です。
石川|和倉温泉
温泉ランキング | |||
温泉100選 | 12位 | じゃらん | 15位 |
和倉温泉とコラボしたランチパックが発売
「北陸中日新聞」の記事です。
X(旧Twitter)では温泉好きが限定タオル探しをしており、温泉巡りをしながらのランチパックもいいかもしれませんね。
こういった観光以外の企業とのコラボにより、顕在的な温泉ファン以外も温泉地を訪れるようになるでしょうし、海外企業にもこういった動きを期待したいですね。
ニュースになっていたのを見つけたのは和倉のみでしたが、他にも西日本の9の温泉地とコラボしています。
・下呂温泉
・有馬温泉
・城崎温泉
・白浜温泉
・長門湯本温泉
・道後温泉
・嬉野温泉
・別府温泉 ※タオルの交換場所は明礬温泉です
2023年11月1日(水)から12月31日(日)出荷分までの期間限定商品で先着1,000人ですので、もう受付終了している温泉地もあるかもしれませんね。
地元高校生が観光ガイド活動を開始
「中日新聞」の記事です。
地元愛、観光事業のリソース確保にもいいアイデアですね。
他のエリアでも観光連盟がこういった活動への支援をしているところはあるのでしょうか?
地元中学生向けのガイドがメインのようですが、大人向けでもありえる気がします。
同年代の情報を聞くのもいいですが、異なる年代の話を聞ける機会もなかなかありませんしね。
群馬|伊香保温泉
神奈川|湯河原温泉
温泉ランキング | ||||
伊香保 | 100選 | 13位 | じゃらん | 23位 |
湯河原 | 62位 | 34位 |
「鬼滅の刃」コラボイベントがスタート
「GAME Watch」の記事です。
温泉地が舞台となった「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」を体験できるイベントが始まっています。
スマホを使いAR等のデジタルコンテンツだけでなく、地元飲食店とのコラボメニュー、特別なクラフト体験など、とても充実しています。
イベントの公式サイトはこちらです。
こういった企画をぜひいろいろな温泉地で行われて欲しいですね。
運営はとても大変そうですが笑
イベントは2023年11月11日(土)からスタートしており、2024年2月12日(日)まで開催予定です。
静岡|熱海温泉
温泉ランキング | |||
温泉100選 | 17位 | じゃらん | 8位 |
温泉にちなんだアニメキャラクターのアイドルユニットが楽曲をリリース
「熱海経済新聞」の記事です。
前述の「鬼滅の刃」、温泉地の地域活性化キャラクター「温泉むすめ」など、さまざまな二次元コンテンツによる集客、地域活性化が進んでいる中、さらに温泉寄りのキャラクターが生まれました。
10人のキャラクターのうち、まずは2人のみ発表されていますが、10人である意味=泉質の数(新しい一覧)に由来しているのが面白いですね。
このサイトでは新泉質ありきの泉質一覧ページもありますのでよろしかったらどうぞ(関連ページ)
まず最初の2人は、熱海の主な泉質である塩化物泉、硫酸塩泉がモチーフになっていてその二人のデュエットです。
別府や登別のように泉質の多いところは大変ですね笑
そして旧一覧をベースに泉質数を掲載している観光協会や旅館組合のサイトと、泉質名、数の違いがどのように一般のファンがどのように感じるのか気になります。
それぞれの泉質ファンがそのキャラを押すのかどうかはわかりませんが、この設定から温泉への理解が高まるようになっても面白いですし、温泉リピーターになってもらいたい外国人観光客向けにも受けるかもしれませんね。
本企画のプロデューサーは、温泉ライターとしておなじみの永井千晴さんです。
彼女が出版した書籍は本記事の冒頭に広告として先日から掲載しています。
福井|あわら温泉
温泉ランキング | |||
温泉100選 | 22位 | じゃらん | 45位 |
JR芦原温泉駅の商業施設の試験営業スタート、今週末本格営業開始へ
「FBC」の記事です。
あまりよくないニュースを耳にすることが多かった新幹線駅の商業施設もようやくオープン目前となりました。
温泉街とは離れているので、飲み歩きのコースにはならないのかもしれませんが、角打ちができるコーナーは魅力的ですね。
地酒だけなのか、他のアルコールも楽しめるのかわかりませんが、へしこなどご当地グルメをつまみに楽しみたいところです。
本格営業は2023年11月18日(土)予定です。
温泉街と恐竜博物館を結ぶ直行バス実証運行を開始
「トラベルボイス」の記事です。
温泉街の中だけで楽しむ、体験するのではなく、気軽に恐竜博物館へも行けるようになるとお子さんが楽しめるコンテンツが充実することであわら旅行の魅力も増しそうです。
周辺のフルーツ関連の施設への循環があってもよいかもしれませんね。
実証運行の期間は以下の予定です。
・第1期 2023年10月14日~12月17日まで
・第2期 2024年3月8日~3月31日まで
※恐竜博物館の閉館日を除いて毎日運行予定
PR年賀状が発売
「朝日新聞デジタル」の記事です。
前述の恐竜博物館、ご当地の越前ガニともどもPRした年賀状が発売になりました。
この年賀状は、福井県内でのみ購入できるようです。
新幹線延伸という年、デザイン・情報の珍しさから県外、エリア外の方が購入するのかと思っていましたが、地元の方向けでした。
宿泊施設がお客様に送る年賀状としてはWin-Winになりそうですね。
石川|山中温泉・山代温泉
温泉ランキング | ||||
山中 | 100選 | 32位 | じゃらん | 19位 |
山代 | 40位 |
加賀商工会議所が期間限定でECサイトをオープン
「ストレートプレス」の記事です。
先日、四万温泉がECページを立ち上げたニュースを紹介しましたが(関連ページ)、加賀商工会では地元の小規模事業者のECモールへの出店促進を図る期間限定企画としてECページをローンチしました。
この支援企画からどのようにECをモールへ各事業者の出店につながっていくのかはわかりませんが、商工会の支援によるEC出店促進は求められそうです。
事業者規模・数次第で、モールへの出店をもっと細かくサポートするべきエリア、四万のようにモールではなくBASEのシステムを使ったEC事業ローンチするエリアもありそうです。
訪日客も意識して注目の高まるGoogle ビジネスの運用を商工会がサポートしてもよさそうです。