全国の人気温泉地から最新の情報をお届けします。
温泉旅やワーケーション、温泉地の地域活性ビジネスをご参考にどうぞ。
今回は
・和倉温泉観光協会のCFスタート
・道後温泉のDX推進
・あわら温泉の観光アプリを高校生が開発、蔵王温泉のPRを小学生が
といった記事が気になりました。
- 愛媛|道後温泉
- 大分|由布院温泉岐阜|飛騨高山温泉長野|野沢温泉山梨|河口湖温泉
- 静岡|熱海温泉
- 石川|和倉温泉
- 山形|蔵王温泉
- 宮城|鳴子温泉
- 山形|あわら温泉
- 石川|加賀温泉郷
- 群馬|四万温泉
- 北海道|洞爺湖温泉
- 栃木|塩原温泉
- 熊本|阿蘇温泉郷
- その他
愛媛|道後温泉
温泉ランキング | |||
温泉100選 | 3位 | じゃらん | 3位 |
誘客強化に向けてDX推進へ
「共同通信」の記事です。
集客が道後温泉本館に集中しがちな道後温泉ではもっと早くDX推進が行われてもよかったかもしれませんね。
とはいえ新型コロナ、本館の工事が落ち着いた今はまさにいいタイミング。
データの可視化、分析の上、いかに具体化していくか、楽しみです。
先日、平日の箱根を訪れました。
今日は硫黄泉を求めて芦ノ湯温泉へ
— 温泉360° YouTubeもやってます (@onsen360) February 16, 2024
素晴らしいお湯を独泉させていただきました😌#芦ノ湯温泉#箱根十七湯 pic.twitter.com/QkXR6z9N47
オーバーツーリズムの解消のためにDX化を進めようとしている箱根もやるべきことがたくさんありそうです。
特に訪日客の利用が多いバスは運行の見直しやバスのサイズなど、1日だけでも気になる点をいくつも感じました。
1日(乗り放題は2日間)に何度も利用するバスの場合、停留所にGoogle Mapを使う訪日客向けの表示をすると一番コストをかけずにスムーズに利用されるかもしれません。
現地で何度も質問された訪日客はみんなGoogle Mapを使っていました。
ところでバスについて気になったことがあります。
バス中央部の出入口を利用する路線バスは全国でどれくらいあるのでしょうか?
東京にいた頃は普通に使っていましたが箱根や熱海も使われておらず、乗客は降りるお客さんを待って乗ることになります。
これは慣れないとわかりづらく、箱根では大半のバス停で運転手が「お待ちください」と繰り返していました。
箱根でバスの運転手が不足すると致命的です。
賃金を上げること、効率良い乗降客の流れを作らないと箱根でも運転手も離れていきそうに感じます。
大分|由布院温泉
岐阜|飛騨高山温泉
長野|野沢温泉
山梨|河口湖温泉
温泉ランキング | ||||
由布院 | 100選 | 7位 | じゃらん | 10位 |
飛騨高山 | 53位 | 32位 | ||
野沢 | 55位 | - | ||
河口湖 | 78位 | - |
日本で最も居心地の良い旅先10選が発表
「カーミー」の記事です。
ブッキング/ドットコムから日本で最も居心地の良い旅先のトップ10が発表になりました。
新型コロナの影響もあって来年はまたランキングが変動しそうですが、前回と今回も1位が入れ替わり、そして前回1位は今回はランク外になるという結果になっています。
本記事では今回のランキングと主な温泉地を紹介します。
エリア | 主な温泉地 | |
1 | ニセコ町 | ニセコ五色温泉、ニセコ昆布温泉 |
2 | 野沢温泉村 | 野沢温泉 |
3 | 由布市 | 由布院温泉、湯平温泉 |
4 | 名護市 | - |
5 | 京都市 | 北白川天然ラジウム温泉 |
6 | 白馬村 | 白馬八方温泉、白馬姫川温泉 |
7 | 富士河口湖町 | 河口湖温泉 |
8 | 今帰仁村 | - |
9 | 高山市 | 奥飛騨温泉郷、飛騨高山温泉 |
10 | 妙高市 | 赤倉温泉、池の平温泉 |
ニセコへの注目が続きますね。
最新の温泉100選ではランク外になっています。
静岡|熱海温泉
温泉ランキング | |||
温泉100選 | 13位 | じゃらん | 8位 |
ポケモン×工芸の展示会が今夏開催予定
「美術手帖」の記事です。
開催期間も長く、もしかすると2024年に熱海で最大のイベントになるかもしれません。
SNSを見ると金沢の次は東京での開催と予想していた書き込みも複数あり、期間中多くの来場者がありそうです。
この注目のイベントを活かしてうまく売上につなげ、次につながるビジネスも生まれるようになることを楽しみにしています。
展示イベントは2024年7月6日(土)から9月9日(月)まで開催予定です。
石川|和倉温泉
温泉ランキング | |||
温泉100選 | 12位 | じゃらん | 14位 |
和倉温泉観光協会によるクラファンがスタート
「トラベルボイス」の記事です。
先月から観光協会の公式ページでも告知されていた復興に向けたクラウドファンディングがスタートしました。
素晴らしい温泉地の復興に向けてぜひ応援しましょう。
クラファンのサイトは以下となります。
温泉360°のYouTubeチャンネルはご視聴いただいているみなさんのおかげで2024年1月から収益化が始まりました。
改めてお礼申し上げます。
収益化が始まったら温泉地を応援することに使おうと考えてきました。
そのスタートとしてこのクラファンを支援いたしました。
山形|蔵王温泉
温泉ランキング | |||
温泉100選 | 17位 | じゃらん | 19位 |
小学生が蔵王温泉をPR
「テレビユー山形」の記事です。
地元愛を感じされる素敵な記事ですね。
たかが小学生のPRと思うことなかれ、こうしてスマートニュースで取り扱われるようになることで大きな効果につながることでしょう。
ローカルメディア、温泉関連記事を取り扱うことの多いメディアがある温泉地はこれを小さなことと思わずに人を動かして、取材されるような機会を増やしていくべきですね。
宮城|鳴子温泉
温泉ランキング | |||
温泉100選 | 28位 | じゃらん | 43位 |
長期滞在を提案する企画が計画中
「河北新報」の記事です。
ロングステイのように生活拠点を移すケース以外で長期滞在を成功させている場所はどのように開発、マーケティングが行われたのでしょうか。
国内において比較的に滞在期間が長いというニセコでも海外に比べると成功したとは言えないような記事を目にします。
今回モデルにするというデンマークの成人教育機関はウィキペディアで調べることができます。
フォルケホイスコーレとは、民衆の民衆による民衆のための成人教育機関。
19世紀にデンマークの農村を中心に発達し、勤労青年を主たる対象にした社会教育施設である。
デンマークのニコライ・フレデリク・セヴェリン・グルントヴィが理念的なものを提唱し、のちにクリステン・コルが寄宿制の学校として創始した。
デンマークの民主主義普及に大きく貢献した功績がある。日本にも大正初期に伝えられ、その後の農民教育に大きな影響を与えた。
-出典:ウィキペディア
すでに日本にも大正初期から導入されており、現在も複数の機関があるようです。
ウィキペディアには競争社会の日本ではデンマークと同じモデルは存在し得ないような記載がありますが、経済成長がとまり次の日本は共生社会が来るかもしれません。
改めて受け入れられるまでは時間も掛かりそうですが、新たなチャレンジを行わないと次がありません。
ぜひこの取り組みがうまく進むことを期待しています。
山形|あわら温泉
温泉ランキング | |||
温泉100選 | 31位 | じゃらん | 46位 |
温泉街の観光アプリを高校生が開発
「中日新聞」の記事です。
学生目線で生まれるこういった温泉地の魅力発信こそ、次のニーズを生み出すと思われます。
かつての社員旅行先だった温泉地のマーケティングのままに感じられる温泉地、観光協会のPRを今も多くのエリアで目にします。
アルコール離れが進む若い層、訪日客も復活してさらなる拡大を図る今、変革もしていかないとなりません。
ぜひこういう動きが積極化して、若い層がワクワクして訪れる温泉地作りが進むといいですね。
アプリは以下からダウンロード可能です。
石川|加賀温泉郷
温泉ランキング | ||||
山中 | 100選 | 36位 | じゃらん | 17位 |
山代 | 41位 |
新幹線駅開業に向けた記念イベント開催中
「トラベルボイス」の記事です。
2024年3月16日(土)の新幹線駅開業にむけてさまざまなイベントが行われています。
能登地震の影響は少なからずあると思いますが、今後も加賀温泉駅前の開発などもありますし盛り上がる流れをうまく活かして集客につなげていきたいですね。
群馬|四万温泉
温泉ランキング | |||
温泉100選 | 44位 | じゃらん | 42位 |
ひな祭りがスタート
「上毛新聞」の記事です。
今週はビジネス、デジタル系のニュースが多かった中、恒例のイベント記事が四万温泉から届きました。
訪日客には非日常に感じるイベントでしょうし、ぜひ喜んでいただきたいですね。
イベントは2024年3月15日(金)まで開催予定です。
北海道|洞爺湖温泉
温泉ランキング | |||
温泉100選 | 45位 | じゃらん | 18位 |
ラッピングタクシーの運行スタート
「北海道新聞」の記事です。
バスに比べてラッピング面積が狭いタクシーはもっとラッピング広告が増えてもよさそうです。
観光客向けのみならず地元の方向けの広告もマッチする温泉地であれば広告主の数も増えます。
熱海や湯河原であれば地元スーパーの特売日の広告もマッチしそうです。
ラッピングの機会が増えれば貼付コストも下がっていくでしょうし、広告の売上を運転手の賃金アップにつなげられるといいですね。
栃木|塩原温泉
温泉ランキング | |||
温泉100選 | 84位 | じゃらん | - |
ひな祭り開催中
「下野新聞」の記事です。
伝統的な展示の四万温泉の展示に比べると、塩原温泉は伝統を残しつつ温泉むすめとの連携も図っています。
このスタイルは他の温泉地のひな祭りでも参考になりそうです。
これまでの歴史を見直すことに賛否両論あるかとは思いますが、残念ながら関係人口は減る一方であり、歴史を残しつつ新たな企画により集客・売上につなげていかないといけません。
「塩原のんびり湯っくり雛めぐり」は2024年3月17日(日)まで開催予定です。
熊本|阿蘇温泉郷
温泉ランキング | |||
温泉100選 | 92位 | じゃらん | - |
タクシーでの観光をウェブで完結させる実証実験を開始
「熊本日日新聞」の記事です。
道後温泉のところでも箱根で経験した移動に関する内容をコメントしましたが、多くの訪日客がスマホを利用し、レンタカーではなく公共交通機関を利用しています。
早く利便性を高めないとリピートチャンスが失われていきそうです。
円安のうちは「安いからOK」で済むかもしれませんが、長くは続かないはずです。
成功しているMaasはどのエリアのものなのでしょうか。
エリアによるニーズの違いもあるので同じシステムを流用することは難しいのかもしれませんが、アフターコロナ、円安の勢いをうまく利用して訪日客に喜ばれる環境を提供したいですね。