全国の人気温泉地から最新の情報をお届けします。
温泉旅やワーケーション、温泉地の地域活性ビジネスをご参考にどうぞ。
今回は
・大分の別府市、神奈川県西の箱根・湯河原のウェルネスツーリズム
・熊本の黒川温泉が進める泊食分離
に関するニュースが届いています。
群馬|草津温泉
長野|地獄谷温泉
温泉ランキング | ||||
草津 | 100選 | 1位 | じゃらん | 1位 |
地獄谷 | 43位 | - |
※地獄谷温泉は温泉100選では湯田中渋温泉郷として選出されています。
温泉地とコラボしたSuicaのペンギングッズが販売
「トラベルWatch」の記事です。
JR東日本でおなじみのペンギンが温泉を楽しむイラストがデザインされたグッズが発売になりました。
東京・渋谷から熱海へ移住してほぼ1年経ち、あまり東京が恋しくなることもなくなりましたが、とてもペンギングッズを買いに行きたくなりました。
大半のものがECで購入できることが東京へ行く必要がない理由なわけなので、なかなか手に入らず、そして東京で暮らしていたところから徒歩でいける場所で販売されているので、なおさら憧れが笑
温泉宿や入浴施設から持ち帰りたくなるようなデザインの温泉タオルがもっとあってもよいように最近感じます。
宿としては消耗品でありあまりコストをかけるものではなく宣伝効果も高いわけではないとも思いますが、温泉ファンの方々はタオルをどうしているんでしょうか。
記事を書いていて調べていたら、ECでも購入できることがわかりました。
1,300円(送料込み)は温泉地の土産屋さんで購入できるタオルよりもずっと高いです汗
熱海はJR東日本の駅でもありますし、熱海コラボのものを作ってもらえることを期待しています。
大分|別府八湯
温泉ランキング | |||
温泉100選 | 4位 | じゃらん | 7位 |
ウェルネスツーリズムの新拠点の場所が決定
「NHK」の記事です。
以前にも温泉資源の枯渇につながることから反対意見も出た本事業。
リニューアルプラン、施設の場所が決まったようです。
別府ならではの本プロジェクトは世界一ともいえる温泉地・温泉街として実現できると素晴らしいですね。
ここ数年は訪日客も多くオーバーツーリズム傾向が続くと思いますが、唯一無二とも言える別府ならではのウェルネスツーリズムは将来的な別府観光のあるべき姿にもなるものと思います。
地元の方にもメリットを享受できる仕組みにすることで移住者増にもつながるかもしれませんし、今後の着地を注目していきたいですね。
神奈川|箱根十七湯・湯河原温泉
温泉ランキング | ||||
箱根 | 100選 | 8位 | じゃらん | 2位 |
湯河原 | 63位 | 34位 |
未病改善スポットで利用できるクーポンが発行
「トラベルボイス」の記事です。
なんとなく意味がわかるような、わからないような「未病」という言葉。
未病とは、「発病には至らないものの健康な状態から離れつつある状態」を指しています。
自覚症状はなくても検査で異常がみられる場合と、自覚症状があっても検査では異常がない場合に大別されます。
病気ではないけれど健康でもない状態、つまり、「だるい」「疲れやすい」「冷える」といった不調も未病といえるので、「そういえば自分も思い当たる」という人は、少なくないと思われます。
「病気になってしまってからそれを治すよりも、病気になりにくい心身をつくることで病気を予防し、健康を維持する」という予防医学の重要性が認識されるにつれ、「未病」も重要なキーワードになってきています。
-出典:全国健康保険協会公式サイト
もう少し広がるかと思っていましたが、久しぶりにこの言葉を見ました。
前述の別府の取り組みを始め、温泉の効能がもう少し大きな規模で科学的に検証されたら、世界から温泉への注目もさらに高まりそうです。
未病いやしの里の駅にはいくつもの温泉宿、日帰り入浴施設があり、オトクに楽しむこともできそうです。
神奈川県の公式サイトの日帰り入浴ページへのリンクが以下になります。
繰り返し入浴しないと予防にはつながらないような気もしますので、ぜひオトクに何度もお出かけください。
クーポンはすでに発売開始しており、2025年3月31日(月)まで利用可能です。
熊本|黒川温泉
温泉ランキング | |||
温泉100選 | 11位 | じゃらん | 6位 |
泊食分離に対応するレストラン街構想の1号店がオープン
「熊本日日新聞」の記事です。
人手不足、業務効率改善が進みづらい温泉地、宿泊施設で少しずつ解消策が具体化されてきています。
熱海でも素泊まりメインの宿が新たに増えつつあるという話も聞きます。
遅い時間まで営業している飲食店も増えつつあり、夜に人が誰もいないと言われる熱海も変貌が始まっているのかもしれません。
温泉街が一つの温泉宿とも呼ばれる黒川温泉でこのような取り組みが進み成功モデルが生まれ、他エリアでも同様の動きが生まれるようになるとよいのですが、そう簡単にはいかないイメージもあります。
入湯税、宿泊税の使い道として検討されるようになれば、どの温泉街でも実現の可能性は広がりそうですが。
岐阜|奥飛騨温泉郷
温泉ランキング | |||
温泉100選 | 15位 | じゃらん | 16位 |
新穂高ロープウェイの山頂駅周辺の新たな観光スポットが全面オープン
「岐阜放送」の記事です。
素晴らしい温泉、ご当地グルメを楽しめる奥飛騨温泉郷に新たな観光スポットがついに全エリアオープンになりました。
絶景を楽しむことができ、ロープウェイを使うとはいえ身体も動かすことになるわけであり、今後ウェルネスツーリズムとしての売りも出せそうですね。
独自開発することなく、他エリアの実証を待ってからでもチャンスが待っていてくれそうです。
泉質、自然環境を新たに作ることは難しいですが、ご当地グルメを作ることは可能です。
今後のウェルネスツーリズムも見込んでのご当地グルメをこれから開発していくのも面白いかもしれませんね。
すでに複数の温泉地でご当地ヨーグルトの販売が行われています。
一方で日本人とヨーグルトの相性の悪さも目にすることがあります。
さて、なにがよいのでしょうか。
石川|加賀温泉郷
温泉ランキング | ||||
山代 | 100選 | 36位 | じゃらん | 17位 |
山中 | 41位 |
新幹線駅の観光・商業施設の愛称が決定
「北國・富山新聞」の記事です。
北陸新幹線駅が開業した加賀温泉駅の観光・商業施設の名称とロゴが決定しました。
加賀市の公式サイトには投票上位の結果も紹介されていました。
© 2020 Kaga City
新幹線駅開業が温泉宿の集客にあまりつながっていないようですが、新たな駅施設、今後駅前の大規模開発も始まりますし、今後に期待ですね。
にぎわい交流施設「ゆのまち加賀」は2024年12月1日(日)オープン予定です。
鳥取|三朝温泉
温泉ランキング | |||
温泉100選 | 46位 | じゃらん | 41位 |
幻想的な灯りが展示されるナイトイベントが開催中
「ナーナ」の記事です。
さすがに10月も中旬を過ぎて夏らしさはなくなりましたが、それでも暑い日もあります。
夏らしさはある一方、秋らしさがどれくらい続き、雪の温泉街シーズンになるのでしょうか。
温泉街で行われる幻想的な灯りを楽しむイベントも、どのシーズンがメインなのかわからなくなってきますね汗
集客力次第では年を通じて"毎週〇曜日開催"でもよいのかもしれません。
熱海の海上花火大会は年を通じて開催されており圧倒的な集客力を誇っています。
もともとは観光客の少ない日の集客目的で始まったような話も聞きました。
「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉ももはや過去の話になろうとしており、風流は大事にしたいところですが、時代とニーズに対応して変化すべき必要のある今の日本といったところでしょうか。
「三朝温泉 和紙灯り」は2024年10月31日(木)までの予定です。
長野|野沢温泉
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温泉100選 | 55位 | じゃらん | - |
非営利団体も参加するライドシェアの実証実験を実施予定
「AMP」の記事です。
温泉関連のAMPの記事を久しぶりに見た気がします。
それくらいにあまり新しい技術よりの内容なく、アフターコロナで観光客が集まっている温泉地の今がある現れでしょうか。
・CONCEPT
AMP(アンプ)とは知的好奇心を増幅させ、インスピレーションを与える
ミレニアル世代向けビジネスメディア
Satisfy your curiosity・OUTLINE
AMPの役割は、多様化し、複雑化する時代の中で働くミレニアル世代に向けて、役に立つ情報やアイデアにつながるような情報をお届けすること。そのために、最新の情報をいち早くキャッチアップしたり、注目のテーマをじっくりと掘り下げて紹介していきます。 私たちは次世代を担うビジネスパーソンの声を代弁し、共によりよい未来の実現を目指して、テクノロジー、デザイン、カルチャーなど幅広くビジネスに関わるストーリーを共有していきます。-出典:AMP公式サイト
ライドシェアの導入が諸外国に比べて異なる日本は今後どうなっていくのでしょうか。
導入が遅れガラパゴス化を世界から揶揄されるのか、一気に自動運転化を迎えるのか、楽しみですね。
ところで訪日客は日本滞在中にどのように公共交通機関を使うのでしょうか。
この実証実験を踏まえて、JR東日本がSuica(のシステム)を世界へ羽ばたかせようとしているのだとするとすごいことですが。
実施予定期間は2024年11月1日(金)~2025年1月31日(金)の予定です。
福岡|原鶴温泉
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温泉100選 | 90位 | じゃらん | - |
鵜飼の出張イベントを実施中
「観光経済新聞」の記事です。
九州北部豪雨から7年経ちましたが今もその影響が鵜飼に残っているようです。
そのために複合商業施設などへの出張イベントを今年から始めています。
もともとあまり大きな規模ではない鵜飼ですので見る機会が少なく、お子さんにもこういった伝統文化をアピールするのはいいアイデアのように思われます。
なんらかのきっかけでネガティブな内容がSNSで拡散されないことを願っています。