温泉360°(オンセンサンロクマル)|温泉まとめ

日本の温泉地の観光からビジネス、ランキングなどさまざまな情報をまとめてお届けします。

温泉360°

別府、和倉、乳頭、洞爺湖、伊東、ニセコ他、温泉地ニュース(6/18週)


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温泉地ではやはりご当地グルメ!

全国の人気温泉地から最新の情報をお届けします。
温泉旅やワーケーション、温泉地の地域活性ビジネスをご参考にどうぞ。

今回は
・別府の無料のナイトバスほか複数のバス関連ニュース
乳頭温泉郷で共同出資で宿経営を継続
ニセコでお茶摘体験
といった記事が気になりました。

岐阜|下呂温泉奥飛騨温泉郷・飛騨高山温泉

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下呂 温泉100選 2位 じゃらん 10位
奥飛騨温泉郷 18位 14位
飛騨高山 35位 33位

岐阜県内の高速道路を定額で乗り放題プランの発売開始

travel.watch.impress.co.jp

「トラベルWatch」の記事です。

岐阜の温泉地へお得に車移動できる高速道路を2~3日間、乗り放題プランの発売が始まりました。

発着エリア 普通車 軽自動車等 利用期間
発着エリアなし 5,800円 4,600円 2日間
6,800円 5,400円 2日間
静岡西部・愛知東三河発着 9,100円 7,200円 3日間

ー出典:「トラベルWatch」の記事

楽しい温泉巡りのご参考にどうぞ。

利用期間は2023年7月1日(土)~2024年2月29日(木)で、お盆・年末年始の交通混雑期は対象外となります。

大分|別府八湯

温泉ランキング
温泉100選 4位 じゃらん 5位

温泉施設と連携した産後ケアサービスがスタート

https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2023/06/20/JDC2023061602856

大分合同新聞」の記事です。

人口減が進む日本でこういったケアがあることもどんどんアピールすべきですね。

この内容だけで移住につながることはあまりないかと思われますが、プラスにつながることは間違いなさそうです。

先日、人気温泉地のある自治体の方とお話しましたが、温泉地の規模、立地などさまざまな要素がある中、客観視して温泉地の"現在地"や、目標、ライバルと見る温泉地を選ばないといけないように感じました。
温泉地の中から見るのと全国の温泉地の観光・ビジネスのニュースを見ている自分とに大きな違いがありました。

圧倒的な湧出量を誇り観光でも強い別府が温泉の効能も利用して、都市型温泉地として今後の数十年どのように変わっていくのか楽しみです。

じゃらんでは別府温泉郷として選ばれています。

夜間の無料バスを別府市が運行へ

www.fnn.jp

「FNNプライムオンライン」の記事です。

前述の記事とは異なり、主に観光寄りの計画ですが集客が好調でもある別府ならではですね。

金曜日と土曜日の夜、飲食店の客を対象に亀川方面や石垣地区方面など市内3つのルートで巡回する計画です。
路線バスの最終便が終わって30分後からスタートし、午前1時ごろまで運行するとしています。
ー出典:「FNNプライムオンライン」記事

新型コロナの期間に減ったのはタクシーの運転手だけでなく、外でのアルコール摂取の機会も同様です。

遅い時間までバスが運行することで、「タクシーがつかまらない」「タクシーは高いし」といった観光客がせっかくの旅行なので外で飲みに行くモチベーションがあがるでしょう。

地元の方々が飲みに行く機会も増えるようになると、観光面だけでない効果が生まれるかもしれません。

予算案は可決され、8月下旬には運行を開始する予定のようです。
今年度の運用がどのような結果になるのか、とても楽しみです。
ぜひアンケートなども実施して、結果を公表してもらいたいですね。

石川|和倉温泉

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温泉100選 12位 じゃらん 15位

金沢からの直行バスがリニューアル

www.chunichi.co.jp

中日新聞」の記事です。

今年も金沢から和倉温泉への直行バスの運行が始まりました。

昨年までとは内容を一部変更して、人気エリアも通るルートになりました。
今年は「砂浜を通る」レアな体験ができる千里浜なぎさドライブウェイを通ります。

www.city.hakui.lg.jp

金沢からの移動が便利なだけでなく、ワクワク度もかなり増しています。
和倉への旅行を予定されている方はぜひご検討ください。

バスの運行は2023年12月24日(日)までの予定です。

山形|銀山温泉蔵王温泉かみのやま温泉

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銀山 温泉100選 14位 じゃらん 32位
蔵王 20位 17位
かみのやま 73位 -

観光客を対象にした満足度調査の結果発表

www.yamagata-np.jp

山形新聞」の記事です。

山形市を含む村山地域を対象に観光客を対象に満足度調査を行い、その結果が発表されました。

なお村山地域とは以下の市町で構成されています。

山形市寒河江市上山市村山市天童市東根市尾花沢市
山辺町/中山町/河北町/西川町/朝日町/大江町大石田町

ー出典:山形県公式サイト

"大いに期待"、"大変満足"と高評価だったのは温泉、宿泊施設、ご当地の味覚。
満足度の低い内容などを調べたかったのですが、調査結果を各団体の公式サイトで見つけることはできませんでした。

今後、温泉地の満足度を向上させることができるのはどんな項目なんでしょうね。
「体験型」の内容は新たに生み出しやすそうですね。
すでに満足度の高い項目も新たな年齢層に向けて違う取組もできそうですし、今後求められるかもしれません。

秋田|乳頭温泉

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温泉100選 16位 じゃらん 12位

孫六温泉温泉郷内の宿が共同出資して経営継続へ

www.sakigake.jp

秋田魁新報」の記事です。

休業中の孫六温泉が、温泉郷にある5宿が出資して継続することが決まりました。

乳頭温泉郷孫六温泉を含めて7つの施設規模なので、このようないい形で温泉郷の魅力を理解した継続の道が見つかりましたが、他のエリアではなかなかそうはいきません。
規模が小さいと雰囲気が壊れてしまうにも時間がかからないでしょうから、よかったのではないでしょうか。

出資した5宿の情報は他の報道でも見つけることはできませんでした。
温泉郷の全施設情報はONSENPEDIAでご覧いただけます(関連ページ)。

長崎|雲仙温泉

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温泉100選 26位 じゃらん 26位

長崎空港から雲仙温泉までの直行バス実証運行を開始へ

nordot.app

長崎新聞」の記事です。

昨年に続いての実証運行になります。
今年は便数、価格を見直しての実証になりますが、昨年と大きな違いとして西九州新幹線の開業があります。

便数は1日1往復が2往復になった程度ですし、データの差の要素として新幹線が影響しそうです。

運行は2023年7月1日(土)からスタートし2023年12月31日(日)までの予定です。

北海道|洞爺湖温泉

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温泉100選 46位 じゃらん 21位

2022年度の温泉地の宿泊者数が発表

www.hokkaido-np.co.jp

北海道新聞」の記事です。

ソース記事は冒頭しか読むことができないため、詳細情報はわかりませんが、確認できる範囲で他エリアと比較してみます。

2021年度、2019年度の宿泊数は記事にある割合から算出しています。

年間 2022年度 2021年度 2020年度 2019年度
洞爺湖温泉宿泊者数 46.4万人 24.0万人 - 62.8万人
年間 2022年度 2021年度 2020年度 2019年度
下呂温泉宿泊者数 93万人 58万人 58万人 103万人
年間 2022年度 2021年度 2020年度 2019年度
磐梯熱海入り込み客数 61.2万人 41.9万人 - 80.4万人

2019年からの回復率が発表された温泉地を並べてみます。

下呂温泉 約90%
和倉温泉 約80%
松山市(道後温泉) 約80%
磐梯熱海温泉 約76%

洞爺湖の73.8%はちょっと低めというべきでしょうか。
約76%の回復だったの磐梯熱海の記事タイトルは"磐梯熱海、22年の入り込み客61万人 コロナ禍前に戻らず"でしたが、ポジティブなタイトルでもよかったですね。

富山|宇奈月温泉

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温泉100選 49位 じゃらん 49位

日本美術院理事長が寄贈した水墨画展示会が開催中

www.chunichi.co.jp

中日新聞」の記事です。

宇奈月温泉開湯100周年記念イベントが今週も記事になっていました。
県内はさておき、情報が県外へ広がるとしたら本当に中日新聞のおかげだと思えるくらいに今回も中日新聞の記事でした。

「黒部心象 奥鐘山」「黒部・氷筍」「放水(黒部ダム)」といったご当地を感じられる作品が展示されています

展示会は2023年7月19日(水)まで開催予定です。

鳥取皆生温泉

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温泉100選 56位 じゃらん -

クルーズ客を受け入れるためのバス送迎の実証実験を開始

www.nnn.co.jp

日本海新聞」の記事です。

地理感があまりないので、改めて調べてみて驚きました。
これまでクルーズ客が訪れていたという三朝温泉までは車で約1時間半です。

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皆生温泉まではなんと約20分です。

距離・時間だけで決めるものではありませんが、せっかくの近さをいかし、クルーズ客が楽しめるメニューも用意して魅力をアピールしたいですね。

クルーズ客はずっと海ばかりを見てきたので、海の眺め以外がよさそうです笑

静岡|伊東温泉

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温泉100選 58位 じゃらん 47位

浴衣レンタルサービスを期間限定で開始予定

www.drivenippon.com

「ドライブニッポン」の記事です。

毎年行われてきた浴衣レンタルサービスを今年は予約不要でレンタルすることも可能になりました。

浴衣を着ることで街歩きのワクワク度が増しますね。
サービス期間中には「伊東温泉 海の花火大会」も開催されますので、花火大会を予定されている方は浴衣の予約もしておきましょう。

なおサービスを行っているスペースは現・観光案内所ではなく、以前に観光案内所があった場所ですのでご注意ください。
駅前のロータリーを挟んだ商店街側です。
レンタルサービスは2023年7月1日(土)~9月30日(土)までの予定です。

じゃらんでは伊東温泉・宇佐美温泉としてランクインしています。

夏の臨時特急の運転決定

www.traicy.com

「TRAICY」の記事です。

この特急、なんと横浜駅伊東駅間で途中停車しません。
この列車そのものが人気でそのファンが集まる企画なんでしょうね。

運転予定は以下のとおりです。

・下り 横浜駅発11:50~伊東駅着13:16
・上り 伊東駅発14:41~横浜駅着16:05

ー出典:「TRAICY」記事

もしかするとファンの方々は伊東滞在は1時間半程度で上りの列車に乗ってしまうのでしょうか。

もうちょっと滞在できるとよさそうですが、駅前の商店街巡りはできそうですね。
なお駅前の日帰り入浴施設・子持ち湯(湯川第一浴場)は14:00から営業なので、急いで入浴しましょう笑

臨時特急は2023年7月12日(水)・19日(水)、8月23日(水)・30日(水)に運転予定です。

福島|東山温泉

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温泉100選 74位 じゃらん -

温泉地名の商標登録へ

www.minyu-net.com

福島民友新聞」の記事です。

ソース記事にもある"温泉地から遠く離れた場所にある施設が温泉地名を使って訴訟問題になっているケース"がどこの訴訟のことを指しているのかわかりませんが、"遠く"はない場所にある施設と旅館組合の訴訟があったのは2022年です。

"地域ブランドの保護"をどのように考えるべきかという点ですよね。
目的としては集客であり売上アップとブランドの維持であり、エリア(住所)、協会や組合の参加団体で使用を限定するべきなのか、運び湯はOKなのかなど、満点回答はなさそうです。

YouTubeや本Blog記事で情報を調べていると「この施設はどこの温泉地にあるとすべきなのか?」と悩む時があります。
温泉郷の中のどこの温泉地なのか、1軒宿の温泉地の名称が◯◯温泉ではないなど、できるだけ明確にしてお伝えしようと思っていますが、そもそも施設名に温泉と入っていながら天然温泉ではないケースなどもあります。
SNS時代にごまかしは効きづらいので、お客様志向でいきたいですね。
もちろん外資対策が必要な場所もあると思います。

北海道|ニセコ温泉郷

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温泉100選 80位 じゃらん 39位

新茶摘体験会が開催

www.hokkaido-np.co.jp

北海道新聞」の記事です。

北海道の別エリアで地域活性のビジネスを行っている企業の方に話を聞いたことがありますが温暖化とともにお米の生産エリアも北へ伸びていて、北海道のお米がとても美味しくなっているそうです。

お茶も同様に北海道が人気になっていく可能性がありますね。
数十年後、新たなご当地グルメが生まれているかもしれません。